コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
ここみ「ねえ、湊?」
湊「ん?」
ここみ「何かさ…最近冷たくない?私に対して..」
湊「え、そう?気づかなかった….」
ここみ「えぇ……..でもなんでなの?なんか理由あるの?」
湊「……..うーん,,,,,…..かえ ちゃんの投稿見てるから、かな。」
ここみ「投稿?なにそれ」
湊「別アプリでやってるって聞いたから、見てみたらめっちゃ面白くて….つい、、」
ここみ「もーー湊!まだ大して親しくない人と、私より仲良くしないでよ!」
湊「別にいいだろ!俺の勝手じゃんかよ!」
ここみ「そんな、そんな怒る必要ないじゃんっ!!……..もういいよ。帰る。」
湊「ここ……..! はぁ、あいつ。」
「もういいや、俺も帰ろっと、、」
という感じで終わってしまったのだ。…俺も正直気づいてるけど、かえ ちゃんがいることで ここ との関係が崩れてる、実際。かえ ちゃんが悪いわけではないけど……俺らの関係にヒビは入ってほしくない….。そんな風に悩んでた。
湊「今日、親に相談してみよ……」
……
湊「ただいま。」
母「おかえり!….どうしたの?元気ない?」
湊「あ….ちょっと、相談したいことが..」
〜〜〜〜〜〜〜ーー。
湊「ていう感じなんだけど…..どうすればいいかなって、」
母「うーん、たぶん、私的には かえ ちゃんともう会わない方がいいと思うわ。」
湊「! それはやり過ぎじゃ….!」
母「でも、それで今成り立ってないんでしょ?じゃあ、もう思い切ってやめた方がいいと思うけどねえ。」
「本当に信頼できる友達の方が大事よ。ネットでつい最近会った人でしょ? かえ ちゃんって。」
湊「うん……….」
母「じゃあ、そうすべきよ。」
湊「分かった。そうする。嫌だけど、そうした方が身のためだよなぁ…」
母「うん、その通りだと。」
湊「母さん、ありがとう。それ、 ここ にも言っとく。」
「ここ にもそうしてもらう。」
母「うん。そうしたら良いと思う。頑張って、言いなさいね。」
湊「….うん。」
学校….
ここみ「あ、湊!ちょっといい?今日言いたいことがあってさ。」
湊「….ん?」
ここみ「そう、実は….」
「かえ ちゃんとの関係を断ち切ろうって話….いきなりだけど、ごめんね。こんなこと…..」
「だけど、そうしなきゃダメだって思って…」
湊「………俺もそれ思ってた。俺も、言おうと思ってたんだよ。それ。」
ここみ「そうなの…?でも、理由は….同じだよね。」
湊「俺らの関係のことだよな…..?」
ここみ「そうだよ。私達、現実の友達。幼馴染的な、前からずっとの友達。だけど、かえ ちゃんはそうじゃない。関係は浅いから、いつでも断ち切れる…..私達が崩れちゃうなら、本末転倒だし!」
湊「だな!俺ら、本当の友達だもんなっ!」
ここみ「……..」
湊「おいい?」
ここみ「笑笑」
湊「ま、さっきの話だけど、その方がいいよな!…ってわけでーオッケー、決まり!今日 かえ ちゃんに言おう、そのこと。」
ここみ「うん!これからも、よろしく!」
湊「よろ!w」
ここみ「アハハ!!!」
そして俺らは縁を断ち切った、本当に。だけど、そのおかげで幸せになった、と思う。前よりずっと…..✨️
かえ ちゃんは かえ ちゃんで、それを理解してくれてオッケーをもらった。
俺達が
また大きくなった時、かえ ちゃんみたいな素敵な友達ができて、幸せに暮らせますように….★