社交辞令として参加されるパーティへ行くアイリス
アイリス)悪いけど今夜ご飯作ってあげられないかも
全員)…は?
アイリス)魔法警察のみんなと飲み会…っていうかパーティなの
夜ご飯の下準備をしていると全員がものすごい嫌そうな顔をした
アイリス)えーっと…取り敢えず…その殺意をしまえ?
ランス)アイリスさんがパーティですよ!?わざわざドレス着て食事ですよ!?
アイリス)まぁ、パーティですからね
オーター)絶対に行くな!襲われるぞ!喰われるぞ!
アイリス)お、落ち着け落ち着け…
殺気立つ全員の頭を優しく撫で「ね?ほら、えっと…なんかごめんじゃん…」と言うと「じゃあパーティ行かないで!」と物凄い真剣で真顔…見ていて怖い…
アイリス)多分…お前らそんじょそこらの悪魔よりも悪魔みたいな顔してるぞ…マジで怖ぇ…
アビス)パーティですよ!?アイリスさんの綺麗さが更に際立ってしまうんですよ!?
アイリス)綺麗…かは置いておいてそんな凄い言われても…
ワース)行くんだったら誰か一人連れてけ!と言うか俺ら連れてけ!
ワースに方を掴まれ物凄いまくし立てられた
アイリス)え、ちょ…お前ら連れて行っても……
アビス)今すぐ準備しますから!大人しく待ってて下さい!良いですか!絶対ですよ!
アイリス)あ、っと…え、あ……はい…←もう諦めて「こいつらの好きにさせちまえばいいわ」と思い放置を決め込んだ
パーティ会場
アイリス)…(まさか本当に着いてくるとは…)
スーツを着て私の周りをボディーガードの如く守ってくる
アイリス)ね、ねぇ…私が怪しい人みたいじゃん…
周りの人達はザワザワとして秘書が「あ、あの…アイリス警視総監…この人たちは… 」と聞いてきた
アイリス)えっと…私の旦那……デス…面目ない…デス…
秘書)何方が…
アイリス)私の周りにいる…スーツ着た男たち…デス……
秘書)あ〜…っとぉ…お、お幸せに…?
アイリス)結婚報告してなかったの悪かったって思ってるから!逃げるな!おいコラ秘書さん!
秘書)サヨナラー…
アイリス)あんっの…風魔法が!
ランス)アイリスさん?
アイリス)うるせぇ!お前らのせいで秘書さんに勘違いされただろ!後で謝って来い!
カルド)??
周りからは「えっと…アイリス警視総監……が、一妻多夫…?」「あの顔…なんというか、一人で来たかったような…顔…ですよね?」と、察し「あ〜…」と最終的な顔をする
「取り敢えず…」と思いオーターの手を引っ張ってカウンター席に連れて行き「お酒、付き合って」と言うとオーターの他にもしれっとカルドとライオまで着いてきた(着いてこなくても正直良かった)
アイリス)お前ら2人まで来なくていい…
カルド)心配ですからね、それよりもお酒は何を飲まれます?
アイリス)んぁ…そうだな…何呑もうかな
メニュー表を見ていると美味しそうなカクテルを見つけ「すみません、チャイナブルーをひとつ下さい」と言うと店員さんは顔を赤くさせ「た、直ちに!」と顔を背けた
アイリス)??
オーター)はぁ…悪いが俺にもひとつ入れてくれ
店員)か、かしこまりました!(し、神覚者様からの注文…)
しばらく話して待っていると店員さんがチャイナブルーを2つ出してくれた
アイリス)はわぁ〜♪
オーター)すごい目がキラキラしてるな笑
アイリス)だって好きなんだモーン自分で作るほどカクテル好きだからね〜
カルド)そういえば確かにありましたね色々と
アイリス)でしょ?果物とかシェイカーとか、色々!
ライオ)本格的だなぁ、アイリスの淹れた酒か…美味そうだな
アイリス)また今度ね
綺麗なスカイブルーのお酒を口の中に流し込む
アイリス)ん…おいし♪
ペロッと唇を優しく舐め顔をトロンとさせるとオーターに顔を隠された
アイリス)!?な、なに!?
驚いてオーターの方を見ると耳元で「色っぽい顔を晒すな、襲うぞ」と囁かれ目を丸くさせるとライオが反対側の耳にフーっと息を吹き掛け「襲われたいからこんな服着てるのか?」と囁いてくる
アイリス)う、うぅ〜…///も、もう…わかったからァ///虐めないでぇ///
涙目になって2人の裾を掴み2人を睨み付けると興奮した顔を見せてきた
アイリス)な、何その目…すごい怖い……
カルド)次あんな顔したらアイリスさんの部屋にたくさんの色っぽい顔貼り付けてあげますね
アイリス)んなっ///わ、分かった!分かったから!///
カクテルを流し込み「カルーアミルク下さい!」と注文
ワース)…(これは…酔い潰れるまで飲むやつだな…)←ワースの読み通り…
2時間後
アイリス)んぅ〜…///
カウンター席の机に突っ伏してくてっとしていると幹事が「縁もたけなわ!良い時間ですしそろそろ切り上げますよ〜」と声が掛けられた
アイリス)もうおわりぃ…?お金渡してくりゅぅ〜♪
フラフラと立ち上がり財布を持ってお金を渡しに行こうとしたらランスに手を引っ張られ財布を奪い取られた
アイリス)んぁ…さいふぅ…返してぇ〜…
ランス)お前一人で行くと連れ込まれるから辞めろ、俺が支払に行く
すごい真剣な顔でランスが言うし私のことを珍しく「アイリス」と呼んだため大人しくアビスの傍に行くとアビスが優しく頭を撫でてくれた
ランス)少し行ってくるから待ってろ、アイリス
アイリス)んぁーい♪
ランスは私の財布を握って幹事に幾らかお金を渡して帰ってきた
アイリス)ありがとぉ♪
ランス)ほら、運んでやるから
ランスは私にジャケットを羽織らせお姫様抱っこしてくれた
その1連を見ていた女性陣は私を羨み私を(多分)狙っていた男性陣は憎たらしそうな顔をしてランス達を睨み付けていた
アイリス)んぅ…らーしゅ…
ランス)はいはい、帰りますよ
オーター)帰ったあとは他の男を誘惑したお仕置な
アイリス)んぇ〜…どーしてもぉ?
オーター)当たり前だろ、早く帰るぞ
帰った後は手酷く抱かれた(Rを見たい人は500いいね⊂(゚∀゚ )くれ)
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