テラーノベル
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マックス「…落ち着いてるって…君もだけどね」
奥からマックスの声が聞こえた。
全身サイボーグの彼はゆっくりと──の視界に現れ「えっと…──ちゃんだっけ?」と首を傾げる。
それに──は「そうです」と軽く返した。
マックス「…この電車にまつわる都市伝説知ってる?」
少し間を取って問いを投げかける。
都市伝説なんてあるのか…と思いながら、知らないと答えた。
するとカートが説明してくれた。
この電車は今と同じように犯罪者の更生プログラムに使われたことがあるらしいのだが…
参加した犯罪者達が車内で殺し合いを始めるっていう異常事態が頻繁に発生したらしい。
だからそういう呪い的なのがあるんじゃないか、って密かに噂されているんだとか。
『……めっちゃ怖いじゃないですか』
カート「怖いよな」
マックス「流石に呪いは信じられないし第三者がやってる…とか思ってはいる」
『うわぁ…一気に他の人信じられなくなった…』
もし仮に第三者が意図的にやってるとしたら、一体何の目的でこんなことをやっているのだろうか。
これがただの不具合であってほしい、とずっと走り続ける電車の外を見つめながら祈った。
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