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好きってなんだよ!!
太中 ¦ BL ¦ 学パロ
前世 、 そんなものを信じる人はいるのだろうか。
…
前世の存在に気づいたのは齢12の中学に上がりたてだったころ。
前世の記憶があるなんて言っても誰も気づかないだろう、そもそもこの世界に俺が知っている人はいない
何故だろう。普通の人間にあれほど前世は憧れていたのに今は少し前世が恋しく思えてしまう
「 佐藤! 」
そう名を呼ばれる。
中原でも中也でもないんだ。今の俺は
「 なんだよ、 」
「 いやお前忘れたのかよ?今日委員会! 」
「 やべっ、、原田ありがとな 」
最初の方はなれなかった。
でも何ヶ月か過ごして、少しだけ慣れた
前世ではなかった勉強とか大変だったし異能力がないと言うのも中々慣れないものだった
「 はぁ、 」
でも、寂しい
夜は誰かを思い出して泣いてしまう
帰り道、友達と別れ一人で歩いていると
高校生とぶつかってしまった。
「 すみませ”、 」
「 … 」
声が出なかった。
その男があまりにも太宰治という人間と酷似していて
「 、え”、中也? 」
「 おま”っ、覚えてんのか? 」
「 覚えてるけど… 」
一気に波が押し寄せてきて、涙が止まらなかった。
「 そんなに寂しかった? 」
「 …るせ、、 」
「 あのさ、 いくらなんでも… 」
「 抱きつかないでくれない? 」
抱きついてることに気づき全身の体温が高くなるのを感じる。それでも、この人肌を離したくないとも同時に思ってしまった。
「 もうちょっとだけ、 」
此奴と。傍に
……
「 はぁ、、離し”て、 」
前世とは体質も当然違うわけですぐ太宰から離されてしまった
「 ごめ、なんか俺おかしかったわ 笑 」
俺はこいつの事嫌いで、さっきもう少しだけって思ったのはおかしかったと言うか……。
なんで、なんでこんなに傷ついてしまうのだろうか。
「 、ぇあー、、私ん家くる? 」
「 …、 」
「 ごめんって、元気だして 」
気にしてない、気にしてないのに。
寧ろ嬉しいくらい。
なんで声が出せないんだろう、
「 分かったから、ほら。 」
「 ぇ、 」
「 ……、仕方ないな、 」
「 …、っ笑 」
「 何笑ってんの 」
「 いや、なんか可笑しくて 」
「 なにが? 」
「 お前が優しいとか、 」
「 …ありがと、 」
「 中也って変わんないね。ずっと私の事好きでさ。 」
「 は? 」
此奴何言って、
「 女性の方と遊ぶ度辛そうな顔するし 」 「 私が時々メンケアしてあげないとすーぐ病むし。 」
「 そんな訳… 」
「 いい加減認めたらどう?前世から私のことが好きだって 」
「 …な”、な……っ”“ 」
ぶわっと顔が赤くなって顔が直視できない
俺が太宰のことが好き?そんな訳……
それにもし好きだったとしても此奴に言うとか絶対ない。どうせ俺だけだろうし、
うわなんか… 辛。
「 …好きだったとしても、お前には言わねぇよ 」
「 はぁ、?なにそれ 」
「 じゃ、” 」
「 ちょ” 」
抱きつく手をとき、
走って家へ帰る
好きってなんだよ好きって。
そんなのわかんねぇよ
てか何やってんだ俺、情報交換とかすれば良かった
「 ぁーもう、、 」
全部彼奴のせいだ
えーー。最近頭回んない。
今他の物語の続き考えるの面倒すぎて放置してます。許してください
これは続き考えてます!!!ほんとに!!いいねください。久しぶりに書いたんです🥹
次回▶︎1000
それでは!!