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瞬幸【まばたゆき】
人には生きていれば、瞬きの数だけの幸せがある。
高校の時、先輩がファッションショーのテーマにしていて、感動したのを覚えている。
小さな幸せを見つけて拾い上げて大切にできたら……きっと私にも……。
そんなテーマを掲げたファッションショーの先輩たちはキラキラと輝いて見えた。
高校生の私は、恋に溺れていた。
愛とは呼べない、貪るような身体の関係を、毎日のように求められ応える。
《してはいけないこと》それくらいは知ってる。
でも、彼氏が求めて、元カノと比較する。
私の方が……好きって言っても、じゃあ「ヤラせてよ。ゴム無しで。」
それは、私を大切にしてない気がして悲しかったけど、応じるしか無かった。
その時の私は、あなたと過ごす時間が全てだったんだよ。貴弘。
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