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わぁお
ホソガがダッシュで帰ってきたかと思ったら
誰かを引き連れて走ってきてた
低身長の猫背で、
気怠そうに連れられる
色白で猫っ顔の男。
『 ヤ、ヤー ホバ、』
今ので分かった。
此奴が例のシュガだ。
「 ハァッ、ハァッ、ジュナ ー !!!! これシュガヒョン!!!! 」
『 ヤァッ、これって、ハァッ、酷いもんだな、ハァッ、. . 』
相当走ってきたのか、
シュガの奴は息切れが凄い。
何だかハラボジみたい。
( ※ ハラボジ = お爺ちゃん )
[ あ、ども。 ]
「 てかシュガヒョン思ったよりイケメンだね、」
ここで爆弾発言をかますホソガ。
流石としか言い様がない。
『 それにしてもよく俺ってわかったよな、. . 会ったことないのに、 』
会ったことないのに。
その言葉が少し引っかかった。
ホソガはいつも俺に
「 シュガヒョンってとってもかっこいいんだよ ッ !!!! 」
とか
「 あ ~ シュガヒョンに逢いたい . . . 」
とか言ってくるから
てっきり何度か会った事があるのかと思ってた。
『 で、例の奴は何処なんだ? 』
[ 例の奴って? ]
『 名前も教えずにホバの個人情報ベラベラ喋ってった奴が居たんだってよ。』
[ へぇ . . . ]
『其奴を特定してメッタメタにしてやろうと思って。』
此奴はヤンキーなのか?
ってくらい思考がイカれてる。
「 別にそんな事しなくてもいいのに 、」
ホソガは、此奴のことになると
乙女になる、
まるで恋をしてる少女の様だ。
少しモヤッとするが、
今は気にしないことにした。