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ハグをする華太君の話

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ハグをする華太君の話

第1話 - 第1話

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2022年05月21日

#ヒューマンバク大学腐

#BL

#ながかぶ

さきいか太郎

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さきいか太郎

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はじめまして、さきいか太郎です。

今回、ながかぶを書かせていただきました。

永瀬の兄貴×華太君です。

ピュアピュアで私の体からは肝臓の破裂する音が聞こえました。

大丈夫です❗という方はお進みください……………

毎度のことながら、キャラ崩壊が酷いです。気をつけてください。

それでは、どうぞ

俺は小峠華太、不機嫌な永瀬の兄貴と裏切り者を地獄に落とす武闘派の極道だ。

⌈なぁ小峠、コイツ殺していいの？」

⌈はい、出来るだけ苦しませろとのことです」

俺がそう言うと同時に兄貴は、ガスバーナーで外道の頭を焼く。

いつもなら笑い声や興奮した声が聞こえるが、今日は静かだ。

その事実が余計に俺を不安にさせる。俺は、兄貴の逆鱗に触れた前科者だ。

いつバーナーがこちらに来てもおかしくはない。

俺が思い悩んでいるうちに、外道は焦げた肉の塊になった。

⌈あ、死んだ…………………………小峠、処理よろしく」

正直、メチャクチャ怖い。対処法が分からないからである。

大体の兄貴は、差し入れや誉めまくることで機嫌を直すが、この人はどうしたらいいか分からない。

自分の胃のためにも必死で対処法を探そうとするが…………………………

⌈小峠ぇ……無視すんなよ」

⌈え、……あ、すみません」

⌈チｯ…………………………」

兄貴との溝がドンドン深まっていく。ヤバい、非常にヤバい。……あと三人粛清する必要があるのに。

仕方なく、俺はある人に助け貰うことにした。

⌈華太、あんたから電話なんて珍しいわね」

⌈すみません、少し相談がありまして」

永瀬の兄貴のスペシャリストである姐さんは、この相談を快く受け入れてくれた。

とりあえず兄貴の状態を伝えると、姐さんはクスクスと笑い始める。

⌈もう、あの子ったら不器用なんだから」

⌈…………………………？」

⌈……………それならハグの１つでもしてやりなさい」

⌈え、む、無理です」

⌈じゃあ切るわね」

⌈ちょ、待ってくださ……………切れた」

ハグ？、やったら燃やされる。

でも、有益な情報はこれしかない、騙されたと思ってやってみるか。

俺はハグ作戦を実行することにした。

⌈兄貴、お時間よろしいですか？」

⌈…………………………ん」

⌈失礼します」

俺は恐る恐る兄貴を正面からハグをする。人の温かい体温が伝わってくる……………

兄貴は固まって動かない。やはり駄目だったか。

俺が急いで離れようとすると、兄貴が抱き締め返してくる。

⌈兄貴？」

抱き締める力が強くなる。痛い。

⌈兄貴……………苦しいですｯｯ」

⌈…………………………」

⌈い゛……………たい」

すると、兄貴は急に俺を解放する。そして俺の頬両手で挟む。

⌈ん～、ブサイク」

⌈やめてくらはい」

⌈ふふ……………」

⌈よし、裏切り者で1000度の頭蓋骨つくろう……………ついてこい小峠」

⌈は、はい❗」

祝・永瀬の兄貴の機嫌が直りました。

あれから兄貴は、ことあるごとにハグをせがむようになった。

ハグしたときの兄貴の顔は、とてもほのぼのさせられる。

(完)