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一目惚れ。だったと思う。

窓際の席に座る君の横顔を見て僕は___






6/20。快晴。


「おっはよっ!!!」


朝から元気な声を出し僕の背中に勢いよく飛び込み肩を組むこの子は


白石茜(シライシアカネ)。15歳。7/15日が誕生日で、

家が隣だったこともあって幼馴染だ。

小中高 登下校を共にしている。


「うん。おはよう茜」


僕は笑顔で応える


「おお、朝から元気やなぁオシドリ夫婦」


_この声は、


声のする方に顔を向ける。


「けぃ__」


「圭ちゃん!!」


茜が僕の頭のすぐ横で圭に向かって手をブンブン振る。当たりそうで怖いよ茜。そして茜の元気な声で僕の声はかき消されてしまった。


「ホント、ややこみたいやわ〜」


特徴的な関西弁で茜と受け答えするのは


松井圭(マツイケイ)。16歳。4/8誕生日。

僕と茜が小4の時に引っ越してきた。


ちなみにややこは赤ちゃんという意味らしい。(後でGaagleで調べた)


「え!!!圭ちゃん、まさか茜のこと赤ちゃんっぽいって言ったでしょ!!もう茜15だよ!?」


そういう所が赤ちゃんっぽいのではないのか、、()


「ハイハイ、朝からうっさいわ。ちなみに俺らよりはまだ赤ん坊やからな」


と圭が茜の頭を手で抑える。


「春〜オハヨ〜」


と圭が僕に挨拶をする。


「うん。圭おはよう。」


僕の名前は桜木春(サクラギハル)。16歳。6/5誕生日。茜と圭と一緒に登下校学校生活を過ごしている。



僕達はこの春から晴れて高校生。だが小学生から変わることなんてほぼ無く、平和な日常を送っている。


だが、僕には密かに想いを寄せている人物がいる。


まだ、誰にも明かしたことの無い秘密。これから明かすつもりのない秘密。


「2人とも、そろそろ学校に行こうか」






明かせない秘密。プロローグ

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