テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
#ご本人様には関係ありません
ばななそーだ🍌🍹メンヘラ中
1,458
#おらふくん
ばななそーだ🍌🍹メンヘラ中
6,948
#ご本人様には関係ありません
お粥。
3,874
🦍(独身)↔🍆
御本人様とは関係しません。
あくまでもフィクションです。
ご了承下さい。
『罠』の続編で最終話です。
今回も🦍さん視点となります。
俺達は家へ帰還し、ぼんさんをそっとベッドに寝かせた。
慣れ親しんだ部屋の、柔らかなシーツの上に横たわった貴方は、張り詰めていた緊張が完全に解けたのか、少し安心したような眼差しで俺を見つめている。
薬の影響で、身体の震えもだいぶ落ち着き、頬には健康的な赤みも戻っていた。
「……心配しましたよ 、ぼんさん…」
俺はベッドの傍らに腰掛け、貴方の手を優しく握りながら、そっと呟いた。
あの地獄のようなホテルでの出来事から、無事に貴方を連れ戻すことができたという実感が、静かな部屋の中でようやくジワジワと湧き上がってくる。
「…ゴ……メン……ドズ…さ…ん」
潤んだ瞳で呟く貴方の声は、小さく震えていて、今にも消えてしまいそうだった。
ようやく安心できる場所に帰ってこれたというのに…貴方はまだ、自分が巻き込まれてしまった事を悔やみ、俺に申し訳なさそうな表情を向けながら、再び瞳から1筋の涙が溢れる…。
その儚げな姿を見て、俺の胸は締め付けられるように愛おしさでいっぱいになった。
「……とにかく無事で良かったです…」
俺は貴方の涙を拭うように、その濡れた頬に優しく手を添えた。
手の平から伝わる貴方のぬくもりが、俺の心をじんわりと満たしていく。
「ぼんさんが無事でいてくれた…、僕はそれだけで十分です。だから…自分を責めないで下さい…」
俺の言葉を聞いて、貴方の瞳からまた1つ…大粒の涙が溢れ落ちる。
俺はその涙を指先でそっと拭い、安心させるように、これ以上ないほど優しく微笑みかけた。
「今日は、もう…ゆっくり休んで下さい。ずっと側にいますから…」
俺は貴方の手をもう一度しっかりと握り締める。
しかし、貴方はゆっくり首を横に振った。
「…ち……が…う……、 ド…ズさ…ん…。俺……ドズ…さん……に……あや…まらな……いと……いけ…ない……」
「…ぼんさん?何を謝るんですか?」
「…ゴメ…ン……ア…イツ…に……うぅ…」
その言葉に、俺の身体がピクリと強張った。
これはただの恐怖や申し訳なさの涙ではなく、貴方の瞳の奥には、何か強い悔恨の光が揺れているように感じた…。
「…ぼんさん? アイツに…何をされたんですか?」
俺は握る手に少しだけ力を込め、貴方の顔を覗き込んだ。
貴方は震える唇を必死に動かし、掠れた声で言葉を紡ごうとする。
あの中和薬で身体の自由は戻りつつあるはずなのに、心が…あの部屋でアイツに植え付けられた何かに囚われたままだ。
「…アイツ…に……キ…ス……され…て……」
「……」
「……胸……を…舐め……ら…れて……」
途切れ途切れに紡がれたその言葉が、静まり返った寝室に重く落とされた。
俺の思考が一瞬止まる…。
そして…冷静に俺は記憶を辿った……
確か……寝室に入った時、ぼんさんのTシャツはまくり上げられていた……。
……アイツ!
貴方が何を言われたのか、何をされたのか…、 その最悪の全貌が脳裏をよぎった瞬間、全身の血が逆流するような、激しい怒りと、それ以上の凄まじい痛みが胸に込み上げる…。
身体の自由を奪われ、抵抗する事も…声を上げる事もできなかったその間…どれほどの恐怖と絶望があったのか……。
それを思うだけで、奥歯がガチガチと鳴るほどに悔しさが込み上げてくる。
「……っ…」
俺は言葉を失ったまま、ただ…震える貴方の肩を見つめることしかできなかった。
「…汚…れ……た……俺……なん…か……、ドズ…さん……嫌い…に…な…る……よね…」
貴方は涙を溢れさせながら、自分の身体の汚れを拭うこともできない辛い気持ちで俺を見つめながら呟く…。
「ゴ…メン……ド…ズ…さん…ゴメ…ン…」
何度も謝りながら、また1筋の涙が瞳から溢れた…。
俺はもう一度、壊れてしまいそうな貴方を守るように強く抱き締めた。
「そんな事ありません!僕がもっと早くぼんさんの側にいれば……もっと早く見つけていれば…貴方は苦しまずに済んだのに……すみません…」
きつく抱きしめた腕の中で、貴方の背中が激しく上下し、声を押し殺した嗚咽が漏れ始める。
「…ぼんさん、…上書き……しましょう」
俺は腕の中の貴方をそっと離し、涙で濡れたその瞳を真っ直ぐに見つめた。
奴の残した忌まわしい痕跡も、肌にまとわりつくような不快感も、全て今ここで消し去ってやる!
これ以上、貴方に悲しい思いも…汚されたなんて錯覚も…させたくない……。
ぼんさんは、俺の『上書き』というキーワードを聞いて潤んだ瞳で頷く…。
俺はぼんさんの唇に優しくキスをした。
忌まわしい記憶も、肌にまとわりつく不快な感触も、すべてを俺の熱で消し去り、塗り替えるように……。
そして、触れるだけの淡く優しい口づけから、じっくりと体温を伝えるように、何度も、何度も、愛おしさを込めて唇を重ねていく。
貴方の唇から奴の痕跡を完全に消し去り、俺だけの記憶で『上書き』していく…。
「……ん……っ……」
貴方の肩の力が、かすかに抜けていくのが分かった。
涙で濡れていた貴方の瞳が、ゆっくりと閉じられ、弱々しくも…俺の背中にその手が回される。
俺は唇を引き離し、ぼんさんのTシャツを脱がせ、陶器の様に白く美しい素肌をそっと撫でる…。
「…はぁ……っ」
まだ薬の影響が残っているのか……肌に触れただけで、その刺激が電流の様に全身を駆け回り、いつも以上に感じていた。
事実…ぼんさんの下腹部も、明らかに勃ち上がっているのがズボン越しに分かる。
俺は胸先の尖りを捉え、唇で愛撫する。
「……あっ…、んん…」
貴方の口から漏れる切ない吐息から、恐怖心が消え去り、俺の熱に侵食されていくのを感じる。
奴への怯えに震えていた身体は、今や俺の唇が触れる度に、甘く…柔らかな歓びの戦慄を返してくる…。
貴方は俺だけのものだ…と消えない印を、綺麗な胸に次々と落として『上書き』していく。
赤く色づいた痕跡は、奴の悪意を完全に消滅させ、貴方の身体の全てを俺の愛で満たしたいという独占欲に駆られる。
吸い上げる度に、貴方の指先が俺の髪を柔らかく撫でて、胸元が愛おしそうに大きく波打つ…。
「貴方は僕だけのものだ。ぼんさん…僕を見て……僕だけを感じて……」
肌に残る熱をなぞるように、俺はもう一度、熱く火照った貴方の唇を塞ぎにいった。
夜の静寂が、俺達の水音と衣擦れの音だけを優しく包み込んでいく……。
「……っ、……ん……」
俺の背中に回された貴方の腕に、さっきまでの弱々しさはもうない…。
しがみつくようなその強さは、俺を求めてくれている何よりの証拠だった。
「…ドズ…さん…、欲し…い……よぉ…」
「はい…分かってますよ。僕が貴方の忌まわしい記憶を消しますから…ね」
「…うん……お願…ぃ……」
シーツの海に溺れるように身を委ね、熱い視線を真っ直ぐにぶつけてくる貴方を、俺は片時も離したくないという衝動に深く駆られた…。
俺はぼんさんの服を全て剥ぎ取り、自分も服を脱ぎ捨てて、お互いに生まれたままの状態で抱き合う……。
俺はぼんさんの頬を手で撫でなから首筋に愛撫をする。
奴が残した冷たい悪意の記憶を、俺の熱で全て消し去るように、胸…腕…腹と身体中に愛撫をした。
「…あっ……ぅん……」
ぼんさんの速まる鼓動が、俺の身体へと直接伝わってくる。
その鼓動は、恐怖に怯えるものではなく、俺を受け入れて強く波打つものへと変わっていた。
俺は勃ち上がった貴方自身を握り、愛撫を施した後、口内に含む…。
「…あぁー…ドズ…さぁ…ん…」
陰茎を握っている手で優しく上下に動かしながら、亀頭を舐め…深く咥える。
そして窄めた頬で締めつけると
「あぁ……もう…だめ……出…ちゃ…う…」
いつも以上に射精感が募るのも…薬の効果が残っているせいなのだろうか……、しかし俺の動きは止めない…。
「いい…ですよ……イって……」
先端の切れ込みを舌先で突つき、裏筋の弱い部分をなぞる。
そして強く吸い上げると……
「…ああーーっ…!!もっ…だめ……」
そして口中に貴方の濃い白濁した液が放たれた……。
俺は貴方の放った愛液を飲み干し、コクンと喉仏が動く。
「はぁ…はぁ…」
「…気持ち良かったですか?」
俺の問いかけに素直に頷くぼんさん…。
しかし、貴方自身を見ると、まだ勃ち上がったままで…まだ足りないと聞こえてくるようだった。
「…まだ…欲しいでしょ?ぼんさん…」
更に掻き立てる言葉を伝えると、顔を桃色にし…「はぁ…ん」と溢れる妖艶さを醸し出しだしながらも、汚れを知らない少女のような潤んだ瞳で頷く。
……堪らない……
そんな貴方を姿を見て…堕ちない奴などいない…。
そういう事でいうと…、奴もこの魅力に掻き立てられた1人に過ぎないのではないか?と思いたくもないが、考えてしまった…。
「僕も貴方が欲しい…もっと満たしたい…」
俺はサイドテーブルの引き出しを開け、ローションを取り出し、今か今かと待ち望んでいる蕾に塗り、指を入れて中を解していく…
「…あぁん…ぅんっ……ドズ…さぁ…ん」
「待って下さいね…もう少し解さないと、ぼんさんがキツイから…ね……」
更に解す為の指を増やして内襞を擦りながら広げていくと… 与えられた刺激に反応して軟襞が蠢く…。
内部の様子を確かめるように、指をゆっくり行き来させると…ある箇所を掠めた。
「あっ…、…や…ぁ…」
そこに触れることで、奥からねっとりと甘い官能を滲み出して、腰が揺れ始める…。
「あん!…もう…だめ…っ…、が…まん……でき…な…い…!」
貴方の途切れの声が、静寂な室内に落ちる…。
「……ドズ…さぁ…ん…」
揺れる瞳からの訴えに、俺は動きを止めて指を抜き、貴方に覆い被さり、耳朶を甘噛みしながら低い声で呟く。
「ぼんさん…、好きだ…」
俺の声にゾクゾクと身震いするぼんさんに目を細めながら、甘く誘う襞に俺の欲望の先端をあてがう。
「…うん……き…て……」
ぼんさん自身も限界だと知らせる様に、俺の首に手を絡めて耳元で呟きながら腰を揺らす…。
……俺も…限界だ…
俺は貴方の片足を担ぎ、蕾に猛った屹立を押し入れる。
「あっ!…あ……あ、…んっ」
勢いをつけて根元まで捩じ込んだ瞬間、弓なりに反ったぼんさんの口から嬌声が迸る…。
「ああーーっ!」
貴方の先端から再度白濁が放たれ、俺の腹を濡らす…。
しかし、内奥が俺をもう離さないという様に締め付け…、ねっとりと纏わり蠢いていた。
「つっ…… 」
……ヤバい…、もって…いかれる……
俺は一度大きく息を吐いて、体制を立て直す。
そして、貴方の最奥を大きなグラインドで何度も何度も打ちつける。
「あん!ああーっ……んんっ……」
ギリギリまで引いては奥まで深く叩きつける…この繰り返しにより俺達を1つにする…。
部屋中にグチャ…グチョ…と奏でる卑猥な水音が響き渡る…。
「ドズ…さ……、あん!あぁーっ…いく…いっ…ちゃうぅ…」
限界が近いのか…貴方の最奥が俺を強く締め付ける…
「僕…も…、…ッ……いく……ッ…」
前立腺を擦りながら激しくピストンをすると、お互いを確かめ合うように抱き締め…
「ああーーぁ……」
「…ッうぁ……」
同調するように、俺は貴方の中で…ぼんさんはお互いの腹の間に精射をした…
「はぁ…はぁ……、ド…ズさ……ん…」
「…ふぅ……ぼんさん…大丈夫ですか?」
俺は息切れの激しいぼんさんを心配になって覗き込む…。
さすがに薬の効果が徐々に治まったとはいえ、まだ震えが残るその身体には負担が大きかったのでは?と今更ながら後悔し始める…。
しかし…ぼんさんは薬の効果が完全に抜け切れていないようで…、赤らめた頬と震える唇で俺を見つめ、股間は再び固さを取り戻し、陰茎が反そり勃って先をピクピクと脈を打っていた…。
「…はぁ、ま、まだ…欲し…い…、まだ…足りな…い……」
……アイツ、どんな薬を飲ませたんだ…
俺は小さく歯ぎしりをし、再び怒りが込み上げてきたが…今はぼんさんの事が最優先だと感じ、赤らめた頬を撫でながら…
「……分かりました。もっと僕の愛を注いで上書きしましょう……」
「…ゴメ…ン…、ドズさ…ん……」
「謝らないで下さい…。貴方のお願いは…全て応えますよ」
「ありが…と……、ドズさ…ん……好き…」
「えぇ…、愛してます…ぼんさん…」
「……うん…」
俺は貴方の全てを包み込むように、再び重なり合い、愛を確かめ合う吐息と、シーツの擦れる音だけが、静まり返った部屋を深く、優しく満たしていった……。
ーーあの激動の夜から数日後ーー
部屋の窓から差し込む太陽の光は、あのホテルの冷徹な照明とは違い、穏やかで温かい。
おれはひと仕事を終え、リビングで水出しコーヒーを飲みながら、携帯で情報収集をしていた時、いつも通り…遅い朝を迎えたぼんさんが起きて、背伸びをしながらリビングにやって来た。
「ふぁーーっ…」
「おはようございます、ぼんさん。よく眠れました?」
俺が座っているソファの隣に腰掛け、まだ少し眠たそうに目を擦る貴方へ声をかけると、桃色の唇が小さく綻んだ。
「うん……、すごく眠れた…」
差し出したタンブラーを掴む貴方の指先は、あの夜の冷たさはもうなかった。
俺が刻み込んだ無数の印は、服の下に隠れているが…、互いの視線が交わる度に、あの夜に確かめ合った絶対的な絆が、胸の奥で静かに燻るのを感じる…。
「そう言えば、ネコおじから連絡がありましたよ。…あの男、会社で今回の事が明るみになって、社会的に終わったみたいですよ」
俺がそう告げると、口につけているタンブラーと貴方の肩が一瞬だけ小さく揺れた。
けれど、今度はすぐにその怯えを掻き消すかの様に、タンブラーをテーブルに置いて、俺の手をぎゅっと握り返してくれた。
「ヒカックさん達も、みんなぼんさんの心配をしてました。…でも、もう奴が2度と、貴方の前に現れる事はありませんから……。安心していいですよ」
その言葉を聞いてホッとしたのか…
「うん……。怖かったけど、ドズさんやみんなが来てくれたから助かったー」
「……」
「それに……、ドズさんが全部綺麗に…消してくれたから…」
潤んだ瞳で俺を見つめる貴方は、あの夜と同じ、汚れを知らない純粋さと、俺だけを惹きつける妖艶さが同居している。
奴もぼんさんに魅了され、狂った気持ちで犯した罪でさえも…、今なら一瞬だけ理解できる様な気がした。
しかし…、この愛おしい姿を独占できるのは、世界で俺ただ一人だけだ…。
「……まだ、少し怖い…ですか?」
貴方の気持ちを確かめたくて、表情を見ながら尋ねと、貴方は困った様に視線を彷徨わせながら…
「いや……、もう大丈夫よ…ドズさん…」
と俺を安心させようとする様な言葉を選んだ。
でも、そういう時の貴方は…本音を言わないのも知ってますよ。
「……本当は…?」
貴方を真剣に見つめながら低い声で問いただすと…、観念したかの様に……
「……不安…だね。でも、ドズさんがずっと傍にいてくれたら……安心…かな」
不安を見せつつ、少女のように恥じらいながらも、俺を求める言葉を正直に紡ぐ貴方…。
そんな可愛い姿を見せられて、理性を保っていられるはずがなく…、俺は貴方の身体をソファーへと押し倒した。
陽の光の中で、まくり上げられた袖の隙間から、俺が残した愛の痕跡がチラリと覗く…。
「じゃあ…ぼんさん、今日も上書きしましょう……ね」
「……もぅ///」
日常に戻っても、俺達の夜は終わらない。
……誰の手にも絶対に触れさせない…。
……貴方は俺だけのものだから…。
そう強く心に誓いながら、俺は再び、愛おしい貴方の唇へと、深く、熱い口づけを落とした。
コメント
12件
題名、奪還するって意味なんね! ドズさんが全力でぼんさんを助けに行く姿、最高だった。次回作、期待してます。
ありがとうございます!!!!本当に最高でした!✨️ 表現力がとても素晴らしいです😭
👏✨👏✨👏✨良きでございました!!完結おめでとうございます😆✨本当に描写好きすぎます!☺️✨✨めちゃくちゃ最高でした😊✨上書きって良いですよね〜(●´ω`●)✨✨