俺は死んだのかとふと思う感情になる。
何せ宙ずりで…しかも相手は俺を憎んでるはずの梅宮だ。
梅宮「…ッ!絶対離すなよ!!」
皐月『…、何で』
梅宮「桜からッ聞いたんだ!確かにお前の親父さんが俺の家族を殺した…でもお前に何も関係ない、俺は……俺はッ、関係の無いお前を巻き込んでしまった、お前は何も関係ないのにッ、俺は分かってたのに…ッ家族が殺されて…それを皐月に当ててしまった…ごめん!だから!今度は俺がお前の為になりたい!皐月が隠れて色々やってたのはことはから聞いた!だから!今度は俺が役に立たせてくれ!!」
こんな必死な梅宮…見た事ないな…でも、俺のせいでここまで切羽詰まったんだよな……
皐月『なぁ、梅宮』
梅宮「…ッ何だ!」
皐月『俺さ、梅宮と出会えてよかったと思ったんだ、やっと父親がやったことに関して謝れると思ったんだ…』
皐月『でも、やっぱり被害者からの梅宮は俺を憎んで蔑んで…でもしょうが無いよ、家族を殺してるんだから』
梅宮「待て、違う、俺が!俺が歩み寄らなかっただけだ!!」
皐月『…なぁ、梅宮、俺は幸せだったよ』
梅宮「…!!?」
皐月『嫌いでも俺の事見てくれてたし、だから、もう良いよ、この手離してくれよ…』
梅宮「絶対話さないッ!」
もう1つ手が増えた
桜「お前っ!何してんだっ!!」
皐月『…ッ何で…』
桜「何回も言ったろッ!お前は関係ねーって!!」
桜は梅宮を見ると梅宮も頷くように
梅宮「桜の言う通りだ、俺はお前に全部押し付けてしまった、でもお前は悪くない、俺が全部皐月に押し付けてしまったんだ、ごめんっ!だから!生きてくれ!!このままサヨナラは嫌だ!!」
何だろう、この心が暖かくなる感じ…
この手を離さないで欲しいと願う感じ……
皐月『…ッ!』
コメント
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見るの遅くなっちゃった〜!!でも、続き楽しみにしてます!!!