桜とか梅が引っ張ってくれたおかげで俺は地上に帰れた
皐月『…、ごめん』
梅宮&桜「……」
皐月『…勝手に押し付けて、いや、でも本来は俺が悪いんだ…、俺の家族の問題だから俺がなんとかしなきゃいけなかったのに…、俺がッ風鈴に居たことが悪かったんだ…親父が事件起こした時に出ていけば良かったんだ…、本当に申し訳ない…』
俺は泣きながら梅宮と桜に謝った、これでもかと額に血が出る程
梅宮「…、皐月辞めろ」
梅宮はそんな俺を守るかのように抱き締めた
皐月『…ッ!』
梅宮「確かに、俺の両親と俺の弟か、妹か分からんが、オレも八つ当たりしてしまった、ごめん、皐月は何も悪くないのに、ごめん」
皐月『ちがッ、俺が悪いんだ…俺が犯罪者の息子で…、梅宮の家族を奪ったからッ』
梅宮「だから!お前はその事件に関係ない、俺が逃げ場のない感情でお前に当たっちまっただけ、皐月…ごめん、もう出てけなんて言わない」
梅宮からそんな言葉が言われると思わなくて…
俺は声に出して泣いてしまった…
桜は少し遠くでしょうが無い奴だなって感じで呆れ顔やら照れ顔で忙しそうだった
次の日
皐月『…、恥ずかし過ぎて学校行けない…』
梅宮「何言ってんだ?一緒に行こうぜ〜」
皐月『ギャン泣きした奴が学校に行くの恥ずいって!!』
梅宮はキョトンとした顔をして
梅宮「皐月が泣いてる所俺と桜しか知らないし大丈夫だろ!それに、皐月は悪くない奴だって俺桜から聞いて知ってるし、悪口言う奴は俺がちゃーんと言ってやるからよ!」
ついこの前までは俺の事厄介払いして出てけと言った梅宮がこうも変わる……桜はスゲェな…
人の為に怒れて、人の為に何かを変えれる、そんな奴いねーよ…
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