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シヴァとうりが発見した古びた日記。そこに書かれていた内容は、まさに彼らが経験しているショタロリ化の症状と完全に一致していた。そして、その日記の記述は、この現象の核心へと彼らを導き始めていた。
日記の主は一体誰?
シヴァが興奮しながらページをめくる。日記には日付と、幼い字で書かれた文章が綴られている。そして、日記の最後のページに、小さく名前が書かれていた。
「これ…『なおき』って書いてある…」
シヴァが読み上げた名前に、その場にいた全員が息をのんだ。
「なおき…って、まさか…なお兄!?」
じゃっぴが信じられないといった表情で叫ぶ。うりも「うそだろ!?なお兄がこんな日記書いてたのか!?」と目を丸くする。
そこへ、リビングから声が聞こえ、なお兄がやってきた。メンバーが発見した日記を差し出すと、なお兄の顔色がみるみるうちに変わっていった。その表情は、驚きと困惑、そしてかすかな懐かしさが入り混じっていた。
「これは…確かに、俺が子どもの頃に付けていた日記だ…なんでこんなところに…」
なお兄は、自分の日記がなぜ今、この状況で発見されたのか、理解できないといった様子だった。しかし、そこに書かれている内容が、まさに彼が幼い頃に経験したことだと確信しているようだった。