「あぁ…どうしよ、」
[おはよって、らっだぁは?]
「いや、喧嘩 しちゃって、」
[えー!あいつが?!]
「いや、俺が 怒った だけなんだけどね、」
[なるほど…ちゃんと 仲直り しろよー?]
「うん」
そんなことを 友達と 話していると 彼が 来た。
彼は 机 に 鞄を 置いて 俺の 手を 掴んだ。
手首 では なかった。
彼は 何も 言わず 掴んだまま どこかに 俺を 連れていく。
『ぺんちゃん…ごめん。』
「……」
『辛い んだよね。 俺と いるの。』
違う。 そんな わけ ない 。
お前 と 将来 一緒 じゃないのが 辛い。
『もう 。 関わらない ように するから ….』
「グスッ」
涙を 流して しまった。
『! 本当 に ごめん。』
「ちがう、。」
『……….』
「最後 まで 一緒 って 言った じゃん。」
『だって、』
「だって じゃない。 一緒。」
『でも いいの?』
「うん」
「俺も ごめん。 きつい こと 言った。」
『ううん。 大丈夫 だよ』
『俺 頑張るよ 。』
『ぺんちゃんと 1秒 でも 一緒 に いたい』
「なにそれ 笑。 カップル かよ 笑」
『笑』
[これから 修学旅行の 班決め を するー。]
[6人 グループ 作れー]
ぺんちゃんと 一緒 が いいな …
「らだ、 その、 一緒 に しよ ?」
『うん 。 俺も 思ってた』
[らっだぁ ~! 俺ら と 組もーぜ!]
「ぁ……」
『ぺんちゃん いい?』
「ん、 大丈夫!」
『おけ ~ 組もー! ぺいんと も 一緒な!』
[ぺいんと? どうする?]
こそこそ と 話 はじめている。
『どうかした?』
[あー、 いや、 俺ら らっだぁと 組みたくて]
『だから 俺も 組むよ ?』
[だから その ぺいんとは…]
あの 人達 は 俺と 組みたくない 。
知ってた。
らっだぁ は きっと あっちに 行く。
でも らっだぁ が 望むなら。
最後 の 修学旅行 かも しれないもんね。
この人達 は 知らない。
いや、 俺 と らっだぁ 以外知らない。
らっだぁ には あと 1年 しかないこと。
『ぺいんと が 何?』
[ぺいんとは ちょっとな〜。笑]
『なんで?』
[まぁいいやん。 らっだぁ 組もーぜ!]
『なら 俺 いいわ。』
[は? なんでー ぺいんと に こだわり すぎだろ]
『は? 俺は ぺいんと と 組みたいの。』
[別に いいだろ 来年も あるし]
[ぺいんと 違う とこ 行きなよ]
「ぁ、。 う、うん、! そうするよ、」
悲しい 気持ちを 抑え 他に 行こうと した時。
らっだぁが 俺の 腹に 手を まわし、 俺を 連れ戻した。
『ふざけんな。』
らっだぁ は 怒っていた。
『何? 俺は ぺいんと と 組む。』
『お前 ら あとから 来ただろ。』
『人数 丁度 なのに ぺいんと 出す 意味 ないだろうが。』
「らっだ、。いいよ、俺大丈夫」
『俺が ぺいんと と 組みたいんだよ。』
[わかったよ。 お前も 入れば。]
「うん、ありがとう」
らっだぁ は ずっと 俺の 手を 握っていた。
嬉しい 。 と思っていた ことは 言えない。
俺。 らっだぁ が 好き なんだな。
腹立たしい。
後から 来ておいて ぺんちゃん に 出てけとか。
「らっだぁ 、 ?」
『ん?』
「ごめん」
『ぺんちゃん は 悪く ないじゃん』
『謝らなくて いいよ』
「ありがとう」
「俺、 あの 人達 怖い。 ちょっとだけ。」
『大丈夫。 俺 が いるよ』
如何 でしたでしょうか!
次も お楽しみに!
コメント
1件
最高です‥…‥、 次も楽しみにしときます!