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さぁ、困ったことになったぞー?
会社の上司と一緒に宅飲みしているんだが、どうにも、酔いが回ってしまったらしく。だる絡みしてくる。
「まなとぉ~!いつも仕事頑張ってて偉いなぁ…」
そう言い頭を撫でる。正直、気持ち悪い。だが、先輩に撫でられるのもいつものことだから気にも止めなかった。
「先輩…あまり引っ付かないで下さいよ……」
「……真斗は真面目で悪い子だね。」
「……ん!?」
あ、これいつもの流れだ。今使える手段を使って全力で抵抗する。だが、酔ったときの上司は最高に狂っている。
「……ほら、こっち向けよ」
結局、従うしかないのだ。首筋をなぞられては涙が出て意識が飛んでしまいそう。何度もされてる筈なのに、ずっと身体は慣れてくれない。
今こうして、抵抗出来ないようにと壁に固定された手を振り払おうと頑張っていると上司はわざとらしく額に唇を当てた。僕は、自分から上司を刺激してしまった。
「なんでそこなのっ……」
「ふーん?ここじゃ嫌なんだ?」
上司は唇を合わせ僕を壁に押し付けた。上司の息が、呼吸音が心音が聴こえてくる。
ふっ、と力が抜けていくと上司は僕から離れて口から移った唾液を拭うと酔いが覚めたのかハッとして
「……真斗、ベッドいこ?」
「いやですよ…」
「今日はやけに反抗的だね?」
窓の外を見てくれ、まだ宵にもなっていないじゃないか。
「…暗いとこがいい……です。」
「なんでぇ?」
あー、もう。察しが悪いなぁ。
「結城さんに…見られたくないです……」
「何をぉ?」
ほんと、言わんとかん?上司は真っ直ぐな目で見つめてくるばかりで何も言わない。
「気持ちよくなってる…顔見られたくない…///」
その瞬間に僕は上司に押し倒され、そのまま……
ご想像にお任せします。