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命は儚くて脆い。
人が声を掛けたところで、その人が背負ってきた傷や痛みは消すことができない。
そうして、徐々にその痛みが膨らんで、ついには自分の身を蝕んで、滅ぼしてしまう。
特に夏はそうだ
今までの生活から解放され、自由になるチャンスがある。
でも、それが人の心を蝕んでいくのを進めてしまうことになる。
自由になるのはいいことだ。
ただ、そのあとを考えるとどうだろう。
またあの生活に戻るのか、
学校に行かなきゃいけないのか、
満員電車に乗らないといけないのか、
夏の間に幸福度がぐっ、と上がった分、
その休暇が終わった途端、反動がくる。
そうして、また元の生活に戻る時、命を絶ってしまう。
だから、私は今を生きている人は、必死に命にしがみついて、人生を歩んでいて、すごいなと思う。
もちろん、命を絶った人や立ち止まった人を軽蔑している訳では無い。
それまで頑張って耐えようとした結果なのだから、偉いと思う。
本来は休むべき、楽しむべき時間のはずなのに、苦しんでしまう人がいる、そんな世の中は狂ってる。
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