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コメント
2件
見るのが遅くなってしまいましたが、ちょー最高です!!本当にありがとうございます😭
注意⚠️
・まだ🌈🕒️に沼って2年も経ってない新人寄りリスナーが書いたものです。
・口調迷子
・一人称、二人称捏造の可能性有(極限まで追求はしました)
・🌟🐙✕👻🔪要素しかない
・マフィアパロ
・短い
それでも良い方のみ先へGO!!
👻🔪視点
カツカツと靴が音を立てて廊下を歩く。
薄暗く、電灯がチカチカしていて不気味な雰囲気のこの空間が俺たちの本拠地だ。
俺はマフィアをしている。
白狼として長いこと生きてきたが、ある日人里に降りてきたときにここのボスに捕まった。それ以来ここで雇われている。
食事や衣服、さらに寝るところまで用意してもらっているため、どうにか恩返しをしようと日々任務に取り掛かっている。
その甲斐あってか、俺はボスの右腕という組織の中での最高ポジションを手に入れた。
順風満帆。まさにその言葉がよく似合っていた。
今日はボスと久しぶりに会うことになる。
いつもは堅苦しくて好まないスーツも、今回ばかりは着なければいけなかった。
ネクタイをきちんと締めて、スーツのシワも整えた。
ボスに会うための準備は完璧だった。
『お疲れさまです、小柳さん!』
「おう、お疲れ」
廊下を歩けば構成員たちが俺に向かって深いお辞儀をし、挨拶をしてくる。
こういう堅苦しい習わしのようなものは苦手だ。
こういうものはいらないと何度も言っているはずなのだが。
はあ、と大きなため息をつきながらも歩みを進める。
長い廊下を歩き進めた先、重厚感のある扉の向こうにボスがいる。
先日まで出張でいなかったのだが、こちらに帰ってきて早々俺をお呼び出しのようらしいのだ。
珍しいこともあるものだと思う。
「ふー…はー…」
深呼吸をしてから扉をノックする。
扉の向こうからボスの声が聞こえてくる。
「はい、どなたですか?」
「俺です、小柳です」
「入室を許可します。入っていいですよ」
数週間ぶりのボス。
一番最初の指名が俺。
優越感を感じてしまうのは気のせいだろうか。
もう一度深呼吸をして、重厚感のある扉に手をかける。
きいっと音を立てて開いた扉の奥では、ボスが椅子に腰を掛けて座っていた。
ボスは俺の顔を見るとぱっと表情を変えた。
「小柳くん、お久しぶりですね」
「お久しぶりです」
先ほどまでの真面目な表情はどこへいったのやら。
今の俺の目の前にいるのはカッコいいボス…というよりも大型犬にしか見えない。
パタンと扉を閉めた。
今この部屋にいるのは俺とボスだけだ。
「なんでそんなに堅苦しいんですか。俺と小柳くんだけなんですからいつも通りの接し方でいいんですよ」
その言葉を引き金に、緊張がどっと抜け落ちる。
「はー…その言葉を待ってた。ったく、疲れんだよこの対応」
「やっぱりそっちのほうが安心感ありますね」
「うるせー。俺だって頑張って慣れない圧だしてんの。少しは労ってくれよ、星導がいない間ボスの代わりやってたんだよ」
「しょうがないじゃないですか。他の組に呼び出されちゃったんですよ。俺のほうが労ってほしいくらいです」
「へーへー。お疲れ」
「やっぱり小柳くんの言葉は染みますね〜。たとえお世辞だとしても嬉しい」
「やっぱお前変な奴だよ」
「変なやつで結構なんで」
ボス…星導ショウは俺を拾ってくれた張本人だ。
なぜか俺のことを一目見て気に入ったらしく、甲斐甲斐しくお世話をされている。
星導は俺に敬語を使われるのが嫌らしく、敬語を使った途端に不機嫌そうな顔になるのが面白い。
俺自身も敬語はあまり得意ではないため助かる。
だが、俺たちの関係はそれだけではない。
星導が俺の手をそっと握ってきた。その手の温かみを数週間ぶりに感じられて少し心臓が跳ねる。
「ね、小柳くん。こうして触れ合えるのも久しぶりですね。俺、こうして触れられて嬉しいです」
「…あっそ…」
「小柳くんは俺と触れ合えて嬉しくないですか?」
「…嬉しい、かもよ…?」
「ならよかった」
俺たち二人は恋人同士である。
惚れたのは星導の方からで、俺はその星導の接し方や態度、性格や容姿など…まあ全部に惹かれていって最終的に俺から告白した。
もちろん構成員たちの前でこの関係は公にできないため、いわゆる秘密の関係ってやつだ。
「小柳くん、俺との約束守ってくれました?」
「ちゃんと守ってたよ」
「さすが俺の右腕ですね。あー、いや、今は俺の犬、とでも言えばいいですかね?」
星導から発せられた『犬』という言葉に、腹の奥がじくりとうずく。
約束…それは。
「『俺がいない間ひとりでしないこと』、ちゃんと守ってくれたんですね」
星導が俺の頭を撫でる。
その細くもゴツゴツとした男らしい手に、腹の奥のうずきがさらに大きくなる。
「結構しんどかったんだけど」
「ふふ。でもきちんと守れたんですもんね」
「あたりまえだろ」
「じゃあちゃんと守れたいい子にはご褒美をあげないといけないですね」
星導が指についた指輪を外す。
それは、星導が今から俺を抱くという合図。
「鍵はきちんとかけておくので、思う存分に声を出してくださいね」
「…ぜってー出さねえ」
「おや、そんな軽口を叩けるのは今だけですよ?」
「これは軽口じゃなくて宣言だから」
そんな掛け合いをしながらベッドへと押し倒される。
俺のへその上のあたりを押しながら星導が言う。
「ここ辺りまで俺のを挿れて…ぐずぐずに蕩けさせてあげますから覚悟してくださいね」
「ぅ…」
腹の奥がうずいてしょうがない。
なぜこんなにも興奮しているのか。
否、間違いなくあの約束のせいであった。
「大好きですよ、小柳くん」
「…俺も」
ぎゅっと抱きついてきた星導を抱き返すように、星導の背中に腕を回す。
余所行きの香水の匂いが鼻をくすぐった。
むぅさんリクエストありがとうございました!!
久しぶりに書いたものなので少し文が拙いかもしれませんがご容赦ください…。
マフィアパロ良いですよね〜!!
主従関係最高〜〜!!