はぁ、結局連れてきてしまった。
しかも、狙ってたかのように家族全員家を空けている。
青「へぇー、ここが会長の家かぁ〜!」
黄「あの、一つだけ言っておきます。」
青「ん、?なに??」
黄「あくまでも僕があなたを此処に連れてきたんじゃなくて、あなたが勝手に着いてきたということを覚えておいてください。」
青「長いなぁ‥‥、」
黄「は、?てか、そもそも僕はあなたの名前すら知りません。」
青「エッ!?」
え、?
僕なんか変なこと言った??
青「知らないの!?」
いや、知らないから聞いてるんでしょうが、
黄「あの、『知ってて当たり前』みたいなの辞めてもらえます?」
青「え、??だってあの青様だよ??」
黄「どの青様ですか。」
そう返すと青と名乗った人は不敵な笑みを浮かべた。
黄「な、なんですか。」
僕も負けじと睨み返してみる。
すると、徐々に顔を近付けてくる。
黄「????」
青「へぇー、僕の事知らないんだ‥‥‥、」
黄「いや、だから知らないっt」
そこまで言ったところで顎を持ち上げられた。
黄「!?」
青「フッおもしれー女。」
ん、?
黄「いや、女じゃないです。」
青「あ、そうじゃん」
まぁ、なんだかんだありまして‥‥‥‥
ご飯とお風呂は終わりました。
問題は寝る場所。
いや、そもそもあの人が勝手に押しかけてきただけだし??
僕が彼のためにベッドを空ける意味もないよな。
うん、そうだよ。
僕はベッドで寝る!!
黄「それじゃぁ、僕は寝るので。」
彼に一声掛けてから寝室に行こうとすると、後ろから声が聞こえた。
青「ちょっと待った。」
黄「なんですか?僕はもう眠たいんです。」
青「僕はどこで寝れば良い」
やけに真剣な顔で問いかけてくる。
べ、別にイケメントカオモッテナイシ………、
黄「知りませんよ、勝手に寝ててください。」
僕がそう言うと彼は衝撃的な事を言った。
青「じゃぁ、僕会長さんのベッドで寝よ〜っと!」
は???
黄「馬鹿な事言わないでください!」
青「じゃぁ、僕はどこで寝ろってのよ!!」
黄「床で寝りゃぁ良いでしょ!?」
青「酷い!僕これでも客人だもん!!!」
勝手に上がってきた人を僕は客人と認めませんからね‥‥‥‥、
黄「もうちょっとそっちに行ってください。」
青「いや、これ以上いったら落ちるから。」
黄「ここは僕のベッドです。」
結局じゃんけんで決めたところ、僕が負けて同じベッドで寝ることとなりました。
青「ねぇ、明日って休みだよね??」
黄「‥‥‥‥」
青「ねぇ、さすがに無視は傷付く。」
黄「‥‥‥‥」
青「ちょっと、!」
黄「(-_-)zzz」
青「って、寝てるし。」
青「ねぇねぇ、黄くん?」
to be continue….?
ブグマ一言。
コメント
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ブクマします!!