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🎈「………ん…」
🎈「あさ……か…」
すぐ隣にある窓からさす光が、眩しいほどに輝いている。
🎈「…ん?」
起き上がると、ベッドが軋む。
🎈(このベッドも替え時…
🌟「…んぅ…」
🎈「……………???」
突然聞こえる彼の声に唖然とする。
え、司くん、どうして家に…
🌟「おはよぅ……るい…」
…そうだ。昨日、司くんとここでやって、
あれ、?
後片付け、したっけ?
🌟「今日も朝日がオレを照らしている!」
🌟「そうは思わないか?類!」
🎈「ふふ、そうだね」
微笑ましい朝。
1人の時とは大違いだ。
🌟「…………類」
🎈「どうしたんだい?」
🌟「昨夜は…すまなかったッッ!」
🎈「え?」
🌟「オレは今まで、乱暴にお前の体を犯していただろう?
不甲斐ないが、今更それに気づいたんだ。」
🎈「え、えっと…」
何を言っているのか分からない。
いつもは昨日のことなんて何も触れてこない。
なのに、なんで今になって…
🌟「今まで気づかなかった。本当にすまない。」
🎈「…どうして、今気づいたんだい?」
🌟「ッッ、」
怒りたい訳ではなかった。
怒ってるつもりはない、単純にどうしてこのタイミングなのか気になってしまった。
🌟「今まで、引っかかってはいたんだ。」
🌟「次の日の朝、いつも類の様子がおかしく見えて、」
🎈「え、?」
僕の様子がおかしい…?、
🌟「夜、やろうと言い準備が終わると、そこから記憶が無くなるんだ、。」
🌟「それで、朝、類を見ると、ほんの少しだが顔色が悪かったり…してて」
🌟「昨日、後処理してなかっただろう?」
🎈「ッ?!」
後処理した記憶がなかったのは、本当にしてなかったからなのか、。
申し訳ないな、せっかくの朝なのに汚いベッドで…
🌟「それで、見たんだ、。 」
🌟「恐ろしい量の精液と、大量の血が着いたシーツ…」
🌟「お前の…傷だらけの体、、。」
🌟「これは全部、オレがやったんだって」
🌟「類に、こんなことしてたんだって」
🌟「今更、気づいたんだ……」
🎈「あはは、、おかしいなぁ、」
🎈「いつも通りにしてた、つもりだったんだけどね、、」
🌟「ッッ!!」
ーーギュッ
🎈「……え?」
🌟「本当に、すまなかったッッ」
🌟「オレは、無意識に、お前をそこまで追い詰めて…」
🌟「これでは、恋人失格だ……」
🎈「……」
そんなことないって言いたかったけど、何故か僕の口は動かなかった。
🌟「…首の跡、、酷いな」
🎈「あ、」
🌟「これも、オレがやったんだろう、?」
🎈「…………うん、」
🌟「本当に、すまない……」
🎈「僕もそこまで辛かった訳じゃないよ。
だから、大丈夫。 」
🌟「だがッッ」
🎈「今日は学校はないけど、午後から練習だよ。
このままぎこちなく練習しても、上手くいかないだろう?」
🌟「…」
🎈「気晴らしに、どこか行こうか。」
確かに、司くんの事で悩んでたのは事実だし、辛かったのも本当だ。
でも、君のそんな顔は…
🌟「……ああ、!」
ーー見たくないよ。
🌟「ついたぞー!!」
🎈「どこでもいいとは言ったけど、
本当にここでよかったのかい?
この後練習でも来るだろう?」
ーフェニックスワンダーランド。
司くんが選んだのはそこだった。
🌟「練習だけで最近は楽しめてなかっただろう!だから、キャストとしてじゃなく、客として遊んでみるのもたまにはいいと思ってな!」
🎈「ふふ、司くんらしいね」
随分と遊び倒してしまったな、。
午後からの練習は大丈夫だろうか。
🌟「類!楽しかったな!」
🎈「そうだね、今度は寧々たちとも一緒に楽しみたいな」
🌟「そうだな!今度誘ってみるか!」
🍬「あれっ!!司くんと類くん?!」
🎈「おや、えむくんじゃないか」
🌟「本当だな!どうしたんだ?」
🍬「練習時間だから来たんだよー!
今日は、2人ともすごく来るの早いね!!」
🌟「ああ、実はなー」
🍬「へー!そうだったんだ!
今度4人で行こうねっ♪」
🎈「ああ、楽しみだねぇ」
🤖「あれ、もうみんな揃ってるの?」
🌟「寧々!」
🤖「今日は私も早く来たつもりだったんだけど…
えむはともかく、なんで今日司たちはそんなに来るの早いわけ」
🍬「類くんたちね、今日ー」
🤖「そうだったんだ。私も今度みんなと行きたいな。」
🍬「よーし!決まりだね☆
今度みんなで行こーう!!」
🌟「そうと決まれば今日も張り切って練習せねばな!」
🤖「なんでそうなるわけ…まあ練習はいつも本気でやるけど。」
🎈「ふふ、そうと決まれば着替えてこようか。」
🍬「うんっ!!」
いつも通り練習をする、はずだったのに。