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司類  R18

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司類 R18

3 - 第3話 幼馴染の想い

♥

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2025年10月14日

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(微類えむ要素あり、、?)

ーーーーーーーーーーーーーーー




🌟「ーーー、ーー!!」


🤖「ーーー。ーー!、、」



🎈「ーーー。ーーー。」


🌟「ーー。 」


🍬「ーー、ーー!!」










いつも通り練習していた。










そう、




ーいつも通り。


















🎈「ちょうど時間だね。休憩しようか。」


🌟「ああ!」


🤖「ねえ、類」


🎈「どうしたんだい、寧々?」


🤖「ずっと気になってたんだけどさ、」



暗い表情で寧々が口を開く。



🤖「その首の跡、どうしたの?」



🌟「ッッ、」


🍬「ほんとだ、よく見たら首に輪っかの跡?みたいなのがついてるよ!」


🤖「何かあったの、?類。」


🎈「…えっ、、と……」



いつもはすぐ思い浮かぶ嘘が、何故か出てこなかった。


頭が回ってない。











🌟「オレがやった。」











🤖「………え?」










🌟「…オレが、やったッ、…」



🎈「司くんッ、」


🌟「オレがやったことに変わりは無いだろう?これは、紛れもない事実だ…」


🎈「でも君は意図してやってなッ


🤖「司がやったんだ。」


🎈「…寧々、、?」


🤖「正直信じたくないけど、類の首にも証拠はあるし、なにより本人がそう言ってるなら本当なんだろうね。」


🍬「寧々ちゃッ


🤖「いくら司でも許せない。類は私の大事な幼馴染なのッッ!!!」


🌟「………すまない」




🌟「本当に、すまないッッ!!!((泣」




あまりに大きい声と、泣いている司くんを見て皆動きが固まってしまう。




🎈「……寧々、一旦落ち着こう、?」


🎈「冷静になってから、話をしよう」










🤖「……うん、そうだよね、。」



🤖「つい頭に血が上って、酷いこと言っちゃった。ごめん、司。」


🌟「いいんだ。寧々の言っていることは正しい。」










🤖「それで、司。どうして類にこんな事したの?」


🌟「類。全部話していいか?」


🎈「僕は構わないよ、」


🌟「となると…えむは聞かない方がいいのかもしれん。」


🎈「えむくんは純粋だからね」


🍬「ほえ?」


🤖「そーゆー話ね。じゃあ、えむは類と観覧車とかにでも乗って楽しんできたら?」


🤖「話すのは司がいれば十分だと思うし、えむ1人だけ残しとくのも可哀想だから。」


🎈「…そう、だね。そうしようか、」


🍬「類くんと観覧車乗るの?やったー!」


🎈「ふふ、それじゃあ行ってくるよ。」


🌟「ああ、」


🤖「行ってらっしゃい」


















🎈「いつ乗っても、ここから見るフェニックスワンダーランドは、綺麗だね」


🍬「うん!」


🎈「夕方なのもあって、いつもとはまた少し違った感じだね」


🍬「……うん、」


🎈「えむくん?、どうしたんだい?」


🍬「私、夕方って苦手なの、。」


🎈「…?」


🍬「お日さまがいなくなっちゃって、楽しい一日が終わっちゃうから…」


🎈「…えむくんらしい理由だね」


🍬「そうかな?」



そこからは着くまでお互い喋らなかった。


でも、居心地が悪い訳ではなかった。





司くんたちは、大丈夫だろうか…





🍬「楽しかったねー!類くん!」


🎈「そうだね。」


🍬「じゃあ、寧々ちゃんたちのとこにれっつごーごー!だね!」


🎈「ふふ、そうしようか。」

















🤖「覚えてない?ふざけないで!」


🤖「類にあんなことしておいて、自分では何も分からないって言うの?!」


🌟「すまない、」


🤖「謝って済まされることじゃないでしょ?!」


🤖「類が…このことについてどう思ってるのかは分からない。」


🤖「けど…」


🤖「あの反応は…良くは思ってないよ。」


🌟「ッッ、わかっている、」


🤖「わかってるんならッ


🌟「わかっているんだッッッッ!!!!」


🤖「ッ?!」


🌟「もうこれからはむやみに類に近づかない。」


🌟「寧々がいる時であれば、申し訳ないが、寧々にも制裁をかけて欲しい。」


🌟「類は…優しいんだ。きっと、オレが止まらなくなってしまっても、類が本気で嫌だと思ってしまっても…」


🌟「次の日にはいつも通りに接してくれるだろう。」


🤖「……」


🌟「このままじゃ、ダメなのはわかっている。」


🌟「もうこれからは…類としない。泊まるのもやめるつもりだ。」


🤖「…司がそこまで言うなら……」


🤖「うん。ごめんね。私、言い過ぎた。」


🌟「こっちこそ、大声出してすまない。」



🌟「さて、類たちを呼びにー



🎈「司くん、寧々、、?」


🍬「喧嘩しちゃってたの?…

すごく大きな声で2人ともお話してたけど…」


🤖「あ……」


🤖「…ごめん。でも、もう仲直りもしてるから。大丈夫。」


🎈「…そうかい、」


🌟「時間も時間だし、今日はこれで解散としよう。明日も練習はあるし、しっかり体を休めるんだぞ。」


🍬「はーい!」


🌟「それでは、解散!」


🎈「じゃあ、また明日。」


🤖「じゃ、」


🍬「まったねー!!」


🌟「ああ!」



みんな、言葉を交わして別れを告げる。


僕と寧々、2人きりになって、いつもの帰り道を歩く。



🤖「…類。」


🎈「ッ、どうしたんだい、寧々」



寧々から何を聞かれるかが怖くって。


司くんはどこまで話したのだろう。



🤖「司、二重人格者なのかな。」


🎈「…え?」



寧々の口から発された言葉は、想像の斜め上を行くものだった。



🤖「夜になると、司は司じゃなくなるんでしょ?、それで本人も記憶が無い…」


🎈「……その可能性は、ありえるかもね」



確かに、夜になると司くんは乱暴で……


今の、明るい司くんとは程遠い。


二重人格者の条件とも、一致してる。



🎈「本人は…自覚してないのかな。」


🤖「そうだろうね。わかってたらこんなこと続けないだろうし、普段の司の性格上、隠し通したりはしない。」


🎈「…」


🤖「類も、絶対無理しないでね。私は普段の司しか知らないから…分からないことも沢山ある。別人格の司は、


寧々が僕の首元を指さしながら話す。


🤖 類にこんな跡をつける人なんでしょ?」


🎈「……そうだね。」


🤖「だから、何かあったらすぐ私に言って。普段の司でもいいけど…謝る以外何もしなさそうだな。」


🎈「…ひたすらに謝ってる司くんの姿は、容易に想像できるねぇ」


🤖「…ね。笑」



お互いの家の前まで着く。



🤖「じゃあね。類。何かあったら相談してね。あんた、一人で抱え込むこと多いんだから。」


🎈「肝に銘じておくよ。」



そう言ってから、お互い玄関のドアを開け入っていった。


















🎈「はあ……」



今日は色々あったな。


朝から夕方まで1つのことに振り回された…



今日は、何も考えずにすぐ寝よう。


この疲れを早く取りたい。




幸い、親もいないし自分の時間で生活できる。



足早にお風呂に入り、夕食は食べなかった。









夜の9時ぐらいにはベッドに入り、


目を閉じた。










((ピンポーン










🎈「……ん、?」



インターホンが鳴る。


🎈(親かな…?いや、でも帰るのは明日になると言っていたし…)


いつもならスルーしているが、全く起こらない眠気を紛らわすようにベッドから出て、インターホンの傍へ行った。


🎈「司くん…?!」


そこには何故か、司くんがいた。


















🎈「司くん、どうしたんだい?

こんな夜に…」


🌟「類…」


🌟「すまない。こんな時に押しかけて。」


🎈「僕は大丈夫だよ。それにしても、何かあったのかい?」


🌟「あ、いや、えっと……」



もじもじしていて、いつもの司くんではない。



🎈「……?」


🎈「とりあえず、中入ろうか。」


🌟「ああ、すまない((ニヤッ」


🎈「ッッ、?」



司くんの顔は見ていないのに、後ろにいる司くんから禍々しい何かを感じた。



本当に、司くんなのか……?



🌟「わざわざ入れてもらってすまん、。」


🎈「大丈夫だよ。今日は親もいないし。」


🌟「そうか…」



僕の部屋で2人、静かな時間が生まれる。



🎈「えっと…それで、どうしたのかな、」



ドサッ



🎈「……え、?」


🌟「類、脱げ♡」

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