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kyng sibe
次の日
朝起きると猫が隣で寝ていた、少し驚きつつベットから起き上がった
リビングに向かうと星導がいた。
「起きたんですね、おはようございます」
「おはよ」
「そういえば今日猫ちゃん見かけないんですけど知りません?」
「猫なら俺の部屋のベットの角で寝てたけど」
「なんでそんな懐かれたんですか?!」
「知らん」
「知らないってことないでしょ!」
星導と話していたら猫がやってきた。
「あれ、猫ちゃんが来た」
猫が歩いてきたと思ったら俺の膝の上に乗っかってきた。
「いきなりすぎだろコイツ」
「やっぱり小柳くんに懐きまくってる泣」
「おい猫、星導にも構ってやれよ」
そう言うと猫は星導の方を見て、しょうがないなと言わんばかりに星導の膝に乗った
「やった〜!やっと膝に乗ってくれた!!」
「よかったじゃん」
「でも小柳くんに言われたから「しょうがないな」って感じですけど?」
「そんなこと言わないで撫でてやれよ」
やっと猫を撫でられて嬉しそうな星導を見ていると猫も少し心を開いたのか、星導の頬を舐めた
「今の見てました⁈ほっぺ舐めてくれた!やったー!」
そんなことを言いながら猫をぎゅっと抱っこしている星導を見ていると口角が少し上がった
「どうしたんですか?そんな俺のこと見て」
「いや、なんでもない」
「やっぱり小柳くんも猫ちゃんの可愛さに魅了されたんですね〜」
「猫も可愛いけどお前も可愛い…」
「えっ…⁉︎」
「あっ…」
「今…俺のこと、可愛いって…?えっ…⁉︎」
つい口が滑ってしまった、星導がテンパっているが内心俺の方がテンパってる。
どうしようと頭の中で考えていると
「もう一回言ってください…」
「えっ?」
「だから!もう一回、可愛いって言ってください」
「か、可愛い…」
「ありがとう…ございます…ニコ」
すると猫がどこかへ行ってしまった、少し気まずい空気が流れていると
「と、とりあえず!今のは忘れてくださいださい!俺は部屋に戻りますね!」