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「お待たせいたしました
こちらメインの『アン・クルート』とデザートの『スフレ』でございます」
「あ、ありがとうございます」
肉や魚のパテをパイ生地で包んで焼き上げたメイン料理のアン・クルートと白くふわふわした生地のスフレが目の前に置かれた
凄く美味しそうな匂いがする
「いただきます…」
まずアン・クルートを一口食べるパテが柔らかくて口の中に溶けていく
途端に眠くなる
やばい、倒れる…
意識がはっきりするとさっきまでのレストランの風景ではなかった
「…ここは」
どこかの家の中だ
雰囲気が暗い廊下が真っすぐ続く
でもいったい誰の家だ…?
しばらく歩いていると子供の泣き声が聞こえた
男の子が泣いているような声
そしてもう一つ音が聞こえてきた
何かを振り下ろしている音だ
階段が見えてくる
上から聞こえているのかと思ったが違う
どこにいるんだろう
探さなきゃ
しばらく歩いているととあるものに足をぶつけてつまずいた
ガタッ
「やばい、倒れる」
気が付くとアン・クルートを食べきっていた
次はデザートを食べよう
スフレをスプーンですくう
口の中に入れるとこれもまた口の中に溶けていく
そしてまた意識が遠のく
ここは…?
さっきの暗い雰囲気とは違い温かいダイニングが広がっていた
お母さんと男の子が仲良くスフレを食べていた
2人とも楽しそうに笑いながら楽しそうに話していた
「…幸せそう」
気が付くとスフレを完食していた
「当レストランの料理はどうでしたか?」
いつの間にか隣に立っていた
「え、あ、美味しいです」
「それは良かったです
ではこちらの制服をお渡しします」
黒の上下の制服を渡された
「ではホールのお仕事をお任せします
一通り仕事と内容を教えるのでついてきてください」
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