国木田もやっぱり、ポートマフィアは頼れないか。
僕も賛成だな。
ポートマフィアは、危険な作戦をやると_
”夜月が云っていたから。”
いや、正確に云うとあの行方不明になる一日前に僕だけに云ってきたんだ。
夜月が行方不明になる一日前_
夜「乱歩さん」
乱「うん?」
僕はポッ○ーをくわえながら返事をする
夜「少し話があります」
そのただならぬ雰囲気
乱「…会議室が空いてるからそこで話そうか。」
ガチャ…
バタン…
乱「話って云うのは?」
夜「単刀直入に云います。明日から行方不明になります。」
乱「何で?」
少し驚いたが事情は分かった。
夜「明日から異能特務課が特1級の異能力者逮捕に来るからです」
乱「だから逃げると?」
夜「それと。」
この後の発言は少し驚いたな
夜「それと同時にポートマフィア首領、森さんも動いてきます」
乱「…へぇ」
夜「詳しい事は話せませんが、武装探偵社にとっては完全に不利な事です。」
乱「太宰とか?」
夜「ええ。」
成る程ね…
乱「わかった。この事は秘密にしとくよ」
夜「ありがとうございます」
バタン…
こんな事があった。
太宰はいっつもポトマに絡まれてばっかな気がする
夜「…」
少し暑い気温の中、歩く。
このままだと、自分まで溶けちゃいそうだなぁ…
夜「そんな暑い格好でよく居られますね?特務課様」
特「ッ!!」
ずっと後ろを付いてきてた。
ポトマを出た辺りだろうか。
夜「私の逮捕?」
特「そうだ。抵抗するならば_射殺命令も出ている」
夜「へぇ…特務課は何で従うものかねぇ」
この命令は特務課の種田長官が出すとは考えづらい。
そしたら_尤、上の上層部だろう。
特「大人しく捕まれ」
夜「嫌だねぇ_ッ!」
大きな蹴りを入れる
特「ガハッ…」
気絶…とまではいかないかな?
その瞬間_
ガシャンッ!
何か腕に嵌められた。
特「いくら‥何でも、異能力が無きゃ…何も出来ないだろ!」
相手が銃を発泡してくる
夜「_ッ‥真逆ッ」
そのまま弾が飛んでくる
夜「異能力の‥無効化かッ!」
右肩に弾が当たる
夜「ぐあっ‥ッ‥」
案の定、痛い。
だが、此処まで痛い原因は違う。
特「成功、したッ…」
肩に弾が残っている_!
夜「い゙ッ…」
右肩を動かすたびに激痛が走る。
利き手なのに‥あっさりやられちゃった
特「もう‥一発…!」
また銃を打ってくる
夜「ッッ‥まずい」
此処は、逃げるしかないね。
チャキッ
夜「悪いけど。此方だって銃はある」
バンッ!
特「カハッ…」
そのまま倒れていく
夜「あぶなッ…」
異能力が無いって不便だし、利き手がやられたのも、致命傷だ。
夜「逃げるしか_
その瞬間_
特「待、て_
私はその人が打ってくる事に気付かずに_
バンバンバンッ!
夜「はぁっ‥はぁっ」
なんとか、逃げられたかな…
薄暗い路地に座り込む。
夜「…ッ」
至る処から出血がある。
口の中は何故か切れて、鉄の味がする
その時、大通りの方から一人がやってくる
?「…やっぱりですか」
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