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#にじさんじBL
蒼月
3,639
あの日から俺は電話とカレンダーをただ見つめる日々が続いた
頼まれた物の鑑定は終わったものの、あちらから連絡すると言われてしまってはこちらからコンタクトを取るのは難しい
どうしても小柳君と話がしたい
もう会えない物だとばかり思っていたのに、それが目の前に現れたんだ
しかも目にした途端まだ小柳君の事が好きな自分に驚きもした
それなのに‥‥
彼がいる場所がわかっているのに何も出来ない自分がもどかしかった
そしてようやく念願の電話のベルが鳴る
明日の20時
やっと小柳君と会えるのかと思うと、その間の時間さえも長く感じた
予定の時間よりも早く‥‥
俺は既に屋敷の前に居た
呼び鈴を鳴らしても返事が無い
すると中から1人の男が現れた
「星導様ですね?」
「はい。少し早かったのですが‥‥」
「お話は伺っております。主人はもう少しかかるそうなのでお部屋でお待ちいただけますか?」
「はい、かしこまりました」
この家に使われているであろう人について行き、屋敷に入る
「どうぞあちらの部屋でお待ちください」
「あ、ありがとうございます」
一番最初に通された部屋
そちらを案内されて俺は扉を開こうとした
その時‥‥
「‥‥‥‥‥‥」
「‥‥‥‥‥‥」
誰かの声が聞こえてくる
主人の声だろうか?
俺がくる前にも客人が来ていたのだろう
まだ話は終わらないのか
ここまで来れたんだから俺はいくらでも待てる
そう思いながらドアノブを回して扉を開けた時
「‥‥っ‥‥‥‥」
今の声‥‥
小柳君?
俺は入ろうとした扉を閉め、奥の鉄の扉の方を見た
目を細め扉を見ると少し開いている様だった
ダメだと思いながら勝手に足がそちらへ向かう
ゆっくりと音を立てずに‥‥
「‥‥‥‥んっ‥‥」
「‥‥‥‥っとだ。‥‥‥‥るだろ?」
主人の声
それと潜もった聞き覚えのある声‥‥
君はそこで何をさせられてるの?
少しだけ開いた鉄の扉に手をかける
そしてその隙間から部屋を見た
「上手いなロウ‥‥もっと奥まで咥え込め」
「んんっ‥‥!んっ‥‥んん‥‥っ‥‥」
「腰を高く上げなさい。どこまで指を咥え込めるかな」
「あぁっ!‥‥あっ‥‥‥‥」
大きなベッドの上
彼はもう獣の格好なんかでは無く‥‥
俺が知っている姿で男の股間に顔を埋めている
主人は小柳君の頭を押さえつけ‥‥
俺は急いで部屋を後にした
そして案内された部屋の中へ駆け込む
本当ならあのまま部屋の中へ入って小柳君を連れ出したかった
でもそうはしなかった
きっと連れ出すことは出来ないだろう
今日ここまで案内してくれた男
他にも使用人なのか、警護なのか…‥‥
あんなのが追いかけて来られたら小柳君を連れて出て行くことは難しいだろう
あれから30分程経ち‥‥
「お待たせしました」
「‥‥‥‥いいえ」
主人が部屋へ入ってきた
得意げな顔をして‥‥‥‥
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コメント
4件
ああっ、この展開はキツすぎるよ…😭💦 やっと連絡来て会えるって思ったのに、まさか小柳くんが…あんな姿で…ってなるとは思わなかった… 主人公の「連れ出すことは出来ない」って冷静な判断が逆に切なすぎる。心の中では助けたくてたまらないのに、ってのが伝わってきて辛いよ… 次、どうなっちゃうの? 続き早く読みたい…!