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不破視点
ひばりとの待ち合わせ場所に俺は足を運んでいた
さっきは急に電話切っちゃったし、怒ってるだろーなー…
そして、その場所が見えたときに、知ってる姿がいた
向こうも、俺たちに気づいたみたいだ
〖不破さん!!!!!!!〗
「ひばり、ごめんな待たせて」
〖まぁいいんですけど…あきなは?〗
ひばりは俺の後方をみながら呟いた
「あー、な…寝ちゃってさ」
そう、あの後、あきなが収まり始めたと思ったらまさかの寝てて、俺がおんぶしてつれてきたわけだ
〖どうするんですか?〗
「…んー、家に届けようか悩んだんやけど、あきなここからだったら遠いし…」
〖じゃあふわっちの家に連れてかえる?〗
「…え?」
〖だから、ふわっちの家〗
「…は、はぁぁぁぁぁぁ!!!!???? 」
不破宅にて…
「…で、こうなると…」
俺はあきなをソファに下ろし、キッチンへ向かった
めったに人をいれることないし、料理とかもそんな得意って訳じゃないから何を作ろうか悩む
まぁ、適当になんか作ろ…考えるときりがない
ドタッ!!!
リビングから大きな音が響いた
まさかと思い、俺は早足でリビングに向かう
「…おきた?」
『あ、先輩…えと、俺…』
「気にせんで、すぐご飯もできるからさ」
『…』
あきなは小さく頷いてから、それからは大人しくしていた
抵抗されることを警戒してたが、大丈夫なようだ
俺はできた料理を運び、机におく
「カレー、好き?」
どう接せればいいか分かんなくて、少し変なしゃべり方になってしまう
『…はい』
俺はあきなの対角に座り、いただきます、と小さく言ってから、カレーを口に運んだ
それをみて、あきなはスプーンを持ち、俺と同じように食べ始めた
実際、二人ともなかなか言葉をはっさない、いや、はっせない
どんなことを話せばいいのか全くわからないから
先に沈黙を破ったのはあきなの方からだった
『…ごめ、んなさい、迷惑、かけちゃって…先輩にも、ひばりにも』
やっぱり引っ張るよな…
俺にできることはいままで通り接することだ
「俺は別にええよ、それに、迷惑なんて思ってないし」
『そーかも、しれないですけど…』
「明日は?」
『え?』
「明日は、文化祭くる?いや、行こか」
『え、まって、俺まだなんも…』
俺は戸惑うあきなを無視して、話し続けた
「いっしょまわらん?」
『……え、?』
あきなは、驚いたように目を見開いて、俺を見つめていた
「予定がないなら、でええけど」
『…あ、ぇ、頭でも打ちましたか…?』
「俺はいつでも健康ですけど」
『なんかやだ…』
「めっちゃひかれるじゃん、俺」
『だっていままでそんなこと言ってこなかったじゃないですか』
「まぁーな、で、返事は?」
『……先輩がいいなら』
と、いってくれた
「あーでも俺ライブが…」
『じゃあやめといた方がいいんじゃ…』
「いんや、ええよ、全部覚えとるし」
『すご…てか俺なんも着替えないし、明日の制服とかどうすればいいんですか?』
…あ、忘れてたわ、完全に
朝取りに行ってたら何時に起きるか不安だからなぁ…
「…あー、俺のを貸すから、ベルトで調整」
『はへ…?』
「…嫌?」
『…いや、別に平気です』
「じゃ決まりね、だから今日ははよねな?」
『分かりました』
あきなはその後お風呂に入り、次に俺が風呂場から戻ってきたときには、ソファで寝ていた
ベット使っていいっていったんやけどね
夜ごはんの食器や、キッチンが綺麗に片付けられていた
コメント
2件
続きが気になる、、めちゃくちゃ楽しみ