テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
2件
ー現在ー
ヤマト:「……ん、…ぁ」
知らない間に眠っていたようだ、なんだか懐かしい夢を見ていた気がする
……気のせいか、
ここは…そうだカレッジ、もう夜か
ヤマト:「師匠、師匠…いますか…」
キョウ:「ん?なーに?」
ヤマト:(…良かった、いた…)
ムクッ…
キョウ:「おはよ、お寝坊さん」
ヤマト:「…おはようございます、何をなさってたんですか」
キョウ:「これでも臨時の教師だから、授業の準備をしてたんだよ」
ヤマト:「…そうですか、よいしょ…」
キョウ:「どこ行くの」
ヤマト:「俺は食堂でご飯を買ってきます、ここで待機を」
キョウ:「えー…つまんな、影にいたらダメなの?」
ヤマト:「…影から出ないなら良いですよ」
キョウ:「はいはい」
ヤマト:「入りましたか?」
キョウ:『あぁ、入ったよ』
ヤマト:「じゃあ行きますか」
キョウ:『うん』
【食堂】
ヤマト:(相変わらず人が多いな、さっさとパンでも買って部屋に帰るか)
ヤマト:「すみません」
売店店員:「はい?あぁ、注文ね。何にする?」
ヤマト:「そこのフランスパンとチーズ、あとはハムとサラダをください」
売店店員:「あいよ、2.93ポンドね」
ヤマト:「お願いします」
売店店員:「ちょうどだな、はいコレ。」
ヤマト:「ありがとうございます」
紙袋から香るチーズの匂いとパンの香ばしい香り、夕暮れに染まるカレッジを見ながら明日のことについて考える
何もしたくない、ドラゴンの国へ帰ってまた落ち着いた生活を送りたい
師匠にも迷惑をかけたくない
早く卒業したい、もうここから出たい、疲れた。
ヤマト:「はぁ…」
キョウ:(今日は特に…気分が沈んでるな、)
???:「ん?あれヤマトじゃない?」
???:「あ、ほんとだ」
ヤマト:「?」
ヤマト:(誰かが俺について話している…?誰だ。)
???:「あ、気付いた」
???:「おーい!ヤマトー!」
ヤマト:「えっ…」
ヤマト:(呼ばれた、こっち来る、え、どうしよう、誰だ、なんで俺の名前を?え、え…)
ゾーイ:「奇遇だな!あ、俺のこと覚えてる…?」
ヤマト:(チセさんのお友達の…た、確か…)
ヤマト:「ぞ、ゾーイさん…」
アイザック:「よ、僕もいるよ」
ヤマト:「アイザックさん、」
ゾーイ:「何してたんだ?」
ヤマト:「ご飯を買いに来ました、」
ゾーイ:「あ、その紙袋ってあの売店の?うまいよなーあそこ!」
アイザック:「なに買ったんだ?」
ヤマト:「パンとチーズとハムと…あとはサラダです」
ゾーイ:「うわぁ…めっちゃ健康的…」
アイザック:「あ、そっか。ヤマトはアル…アル…なんだっけ」
ゾーイ:「朝の忌み仔!」
アイザック:「あ、そうそうそれ」
アイザック:「だからできる限り体は健康体にしなきゃなんだろ?見たところめっちゃムキムキだし」
ヤマト:「あ、あはは…やっぱり分かります?」
アイザック:「そりゃな 笑」
ヤマト:「もちろんジャンクフードも好きですよ、でも食べたら食べたで……」
ゾーイ:「く、苦しいのか…?」
ヤマト:「あぁ…いや、そうじゃなくて」
ゾーイ「?」
アイザック:「?」
ヤマト:「……太っちゃうので……」
ゾーイ:「え」
アイザック:「え」
ゾーイ:「んだよビックリしたー!」
アイザック:「なんか身構えちゃったね 笑」
ゾーイ:「本当だよ!」
ヤマト:「そ、そうですか?」
キョウ:(お…?)
アイザック:「はービビった 笑」
ヤマト:「ふふっ、そうですか?」
キョウ:(あの子が笑うなんていつぶりかな?カレッジ…結構いい傾向なのかも)
アイザック:「じゃあ俺らはここで、ばいばいヤマト!」
ゾーイ:「体こわすなよ〜」
ヤマト:「は、はーい…!」
ヌ”ッ…
キョウ:「青春だねぇ」
ヤマト:「ッ…急に出てこないでくださいよ…ビックリした」
キョウ:「さ、帰ろ?」
ヤマト:「…はい」
キョウ:(…でもやっぱり、ヤマトにはまだ早いよ。)
キョウ:(ヤマトが離れるなら…もっと私に甘えてから私から離れてよ…。)
ギュッ…
ヤマト:「もー、抱きつかないでください」
キョウ:「いいじゃんちょっとくらい〜!」