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テラーノベル(Teller Novel)
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一つの小さなお店がある。

中にはテーブル席が5つ、カウンター席が3つ。

お客さんは誰もいない。


??「あー、、、今日もこんな感じ?」

??「まぁ、だろうな。」

??「いや、わかんないでしょ?いつ来てもいいよに準備しとくんだよ。」

??「はーい。もう準備する事ないでーす。」

??「それなー。」


脱力してるみんなに喝を入れる金髪の男がkr。

カウンターで寝そべっているのがbr。

その隣で腕組みをしているのがsm。

テーブル席に座っているのがkn。

そして俺、naの5人でこのお店を開いている。


小さな村だから、観光客が来る訳でもなく、たまーに、この村の住人が何人か来るぐらいだ。


kr「ね、そういえば前に言ってた怪しい人ってどうなったの?」

na「あぁー、いたな!確か最後の目撃情報で森に行ったって言ってなかったっけ?」

kn「そうそう。でも、その後は誰も姿を見てないって。」


3人が顔を見合わせる。


sm「、、、おい。お前ら行こうとしてんじゃないだろうな?」

br「やめときなよー、絶対にいい事なさそうだもん。」

kr「いやいや、俺たちはただ情報を整理しただけだから、、、ね?」

na「ねー?krくん。」

sm「なんで嬉しそうなんだよっ」

na「でも、気にならん?これは事件の匂いがぷんぷんするぜっ!」

kn「事件の匂いかはわからんが、どうせ客も来ないし、ちょっと森に散歩する的なさ。」


行く行かない論争が始まったが、結局ジャンケンで勝ったnaが決定権を得て皆んなで森へ行く事に。


店の戸締りを済ませて一同は森へと向かう。

入り口からは少し冷たい空気が流れており、こことは別の世界のように感じた。


sm「おい、目印持ったか?」

br「持ってるよーん。」

kr「ねぇ、あれ持たせるのbrで大丈夫なの?」

br「任せなさいって〜。」

kr「不安しかない、、、。」


naの掛け声で皆んな少しずつ森へと進む。道はあるもののほとんど木や草で覆われてしまっている。



数十分歩くが一向に何も見えては来ない。あまり奥に行きすぎても帰れなくなってしまう。ふと、諦めようとしたその瞬間にnaが声をあげる。


na「待って!こっから少しだけ見えてるあれって屋根じゃない??」

kn「えー、、、あ!本当じゃん。屋根っぽいのあるわ。」


皆んながnaのところへ寄っていき屋根がある方を確認する。確かに木々の隙間から屋根っぽいものが見える。


na「ここまで来たんだ、、、行くぞ!」


皆んなが互いに顔を見合わせて頷く。決意を固めてその屋根の方へと歩みを進めた、、、。




第3話へ続く

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