コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
一つの小さなお店がある。
中にはテーブル席が5つ、カウンター席が3つ。
お客さんは誰もいない。
??「あー、、、今日もこんな感じ?」
??「まぁ、だろうな。」
??「いや、わかんないでしょ?いつ来てもいいよに準備しとくんだよ。」
??「はーい。もう準備する事ないでーす。」
??「それなー。」
脱力してるみんなに喝を入れる金髪の男がkr。
カウンターで寝そべっているのがbr。
その隣で腕組みをしているのがsm。
テーブル席に座っているのがkn。
そして俺、naの5人でこのお店を開いている。
小さな村だから、観光客が来る訳でもなく、たまーに、この村の住人が何人か来るぐらいだ。
kr「ね、そういえば前に言ってた怪しい人ってどうなったの?」
na「あぁー、いたな!確か最後の目撃情報で森に行ったって言ってなかったっけ?」
kn「そうそう。でも、その後は誰も姿を見てないって。」
3人が顔を見合わせる。
sm「、、、おい。お前ら行こうとしてんじゃないだろうな?」
br「やめときなよー、絶対にいい事なさそうだもん。」
kr「いやいや、俺たちはただ情報を整理しただけだから、、、ね?」
na「ねー?krくん。」
sm「なんで嬉しそうなんだよっ」
na「でも、気にならん?これは事件の匂いがぷんぷんするぜっ!」
kn「事件の匂いかはわからんが、どうせ客も来ないし、ちょっと森に散歩する的なさ。」
行く行かない論争が始まったが、結局ジャンケンで勝ったnaが決定権を得て皆んなで森へ行く事に。
店の戸締りを済ませて一同は森へと向かう。
入り口からは少し冷たい空気が流れており、こことは別の世界のように感じた。
sm「おい、目印持ったか?」
br「持ってるよーん。」
kr「ねぇ、あれ持たせるのbrで大丈夫なの?」
br「任せなさいって〜。」
kr「不安しかない、、、。」
naの掛け声で皆んな少しずつ森へと進む。道はあるもののほとんど木や草で覆われてしまっている。
数十分歩くが一向に何も見えては来ない。あまり奥に行きすぎても帰れなくなってしまう。ふと、諦めようとしたその瞬間にnaが声をあげる。
na「待って!こっから少しだけ見えてるあれって屋根じゃない??」
kn「えー、、、あ!本当じゃん。屋根っぽいのあるわ。」
皆んながnaのところへ寄っていき屋根がある方を確認する。確かに木々の隙間から屋根っぽいものが見える。
na「ここまで来たんだ、、、行くぞ!」
皆んなが互いに顔を見合わせて頷く。決意を固めてその屋根の方へと歩みを進めた、、、。
第3話へ続く