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ㅤㅤㅤ ㅤ ci×syp
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ㅤ 同じ目
ㅤ 暗め 学パロ ハピエン寄り
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ㅤ ci『』
ㅤ sha「」
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ci視点
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ショッピが学校に来なくなって数ヶ月、
来なくなったのには理由があった
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僕は彼のことが好きだった
同じクラスだった彼によく悪戯をしていた。
好きな子には意地悪しちゃう〜みたいなあれ
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「あれ、消しゴムどこいった…」
『消しゴム無くしちゃったの〜?』
「お前隠したな!?」
『さぁね〜』
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こんなん誰からみてもふざけやってわかるやん?
いや、勘違いする子もおったかもしれん
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だって、実際勘違いされたから
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syp視点
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最近同じクラスのチーノにからかわれるんやけど?
面倒臭いなぁと思う時もある、 それでも好意を寄せていた俺にとってはちょっと嬉しいとも思えた。ちょっとだけ、
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からかわれるって言っても、
『ショッピの消しゴム知らんで〜』とか
『飲み物?あー僕飲んじゃった!』とか。
悪意のないものだとわかっていた
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今日も学校へ向かう
席に着き授業の用意をする。
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あれ、俺のノートどこ、
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『おはよ〜ってどしたん、 なんか探してる?』
「ノート隠した?」
『いやいや、僕なんもしてないで』
「ほんまに?」
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俺が無くしたんか…?
この授業あんまノートとってへんからいいか、
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『ノートあったん?』
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授業が終わって話しかけられる
ううん、と首を横に振る
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「ほんまにチノさんとってへんのよな?」
『うん、とってないで』
「…実は次の授業のノートもないねん」
『え?それも無くしたん?
ㅤあ、僕はほんまに知らんで!?』
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じゃあ誰、?誰がこんなこと?
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この日から身に覚えのないことが沢山起きた。
と同時にチーノからのからかいは無くなった
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ci視点
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ショッピ学校に来てくれんかな、
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勘違いしていじめ始めた奴等と僕は違うんや
俺だけがショッピのことからかってええのに
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俺がする悪戯にショッピが嫌がってないことくらいわかっていた、 でもいじめていた奴等はそんな見分けも付いていなかった
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予鈴だ、やべ授業の準備しなきゃ
ガサゴソと机の中を漁る、いくら探してもでてこない教科書。
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結局この授業は 忘れました!と先生に伝えた
机の中最近綺麗にしてなかったからか…
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机の中は綺麗にした、それでも机の中もロッカーの中にもどこにも教科書は無かった
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『ゴミ出てきたし捨てるか…』
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そう思いゴミ箱に紙切れやいらないプリントを捨てに行く、蓋を開けたとき一瞬見えた。逃さなかった
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『!』
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僕の教科書…?
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次の日、机の中には一枚の手紙が入っていた
あ、まって机の上に準備だけして…
クラス内で開けるのもどうかと思い僕はトイレの個室に入る
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ショッピと楽しそうだったね。ショッピのこと散々いじめて、お前も不登校になれよ
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そんな手紙だった
僕はいじめてなんかない、からかってただけ
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僕は悪くない、悪いのは彼奴らだ
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教室へ戻ると机の上の教科書たちは消えていた
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syp視点
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今日はチーノがうちに来る日。平日なのに休むなんて珍しいやつ、しかもあいつなのが余計に
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彼は部屋に上がるなり土下座を始めた
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『ショッピ!ごめん!! 』
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『許されることじゃないのはわかってるんやけど
ㅤ沢山からかってごめん…』
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謝ってきたチーノは本当に何か反省してるようで。
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「何か勘違いしとる?
ㅤ俺は全然嫌じゃなかったけど」
『え、?』
「寧ろ…ちょっとだけ嬉しかったし楽しかった」
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はー、伝えるべきか
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「…ずっと好きだったからさ?」
『え、あー…』
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『もういい!僕学校なんか行かない!
ㅤショッピと 一緒にいる!』
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話が飛躍しすぎでは…??
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少し話を聞くと俺と同じ目にあったらしく
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「いや、チーノは悪くないで」
『でも…』
「てか学校に言いに行こ?チーノと一緒に休むのも
ㅤいいけど彼奴らどうにかしたいわw」
『…!そうしよかw』
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今度は彼奴らに同じ目に合わせてやってもよかったけど、ふたりともあんな奴らに手を汚したくなかったから辞めた。
…同じ目に合うのは俺とチーノだけでいいし
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ㅤ 終