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第10話神ヤハウェ
ヤハウェ と名を言う彼に対し
「ヤハウェ?…ヤハウェっつーのは神の名前じゃあなかったか?」
「あぁ…彼奴らはあのコウモリを戦の神として認識し崇拝している」
「でもそんなやべえ自体なら報道するなりするはずじゃないか?俺はそんな話一度も耳にした事がねえんだが…」
「それもそのはずだ…俺だってこの情報を掴んだのは客から聞いたんだよ」
「客?」
「あぁ…よくギャングとかそこら辺の奴らがタトゥーを入れに来るんだがそれでちょくちょく聞くんだ…」
「でもんな話信憑性の欠片もねえだろ?」
「そう思ってたよ…でも…」マイケルが重たい口を開く
「その話をした奴らは今日の昼にはタヒんでたんだ…ッガ!!」突如壁に穴が開きドシャンと音が響く
「クソっ!何もんだ!」
大きな大きな羽を生やしクルルっと愛らしく鳴くも不気味な顔がこちらを見つめる
梟の顔をした奴は俺らに対しこう言い放つ
「ァ”ッあ”ぐァ”っァ”…マ”いゲルゴろジュ」
慣れないながらも口ずさみ明確な敵意をこちらへ向ける獣に対し
「かかってこいや化け物風情が…」
グワッと迫ってくる梟の翼を掴み勢いでそのまま頭に頭突きし「いげぇっえ!フランシス!!」そう言うとすぐさま離れる
「了解」そう言うと入れ替わり直ぐ様拳を腹に向け振りかざす 何度も、何度も
「おるぁっぁあ!!!」ぶハッと血を吐く梟に対し再度拳をかます。
梟は吹っ飛び地面へドサっと落ちる
「よし!よくやった!行くぞ!!」
「あ…っああ!行こう!」
直ぐ様必要な物資を持ちその場を離れる
視点:マリース
「ねえ…レイブス」
「どうしたマリース…」
「大丈夫かな私たち…」
「なーに言ってんのマリース!大丈夫っしょ!ウチらには化け物2人居るんだし!」
「あぁ…その通りだ…何があってもお前らは守るから…任してくれ…」
「オウヨ!任せなおやっさん!」
胸のざわめきが私を襲う なにかあったら私は耐えれるのだろうか、クロエ、フランシス……………レイブス…何も起こらないといいのだけれど…
車に揺らされながら運転している彼を見る
こてんっと頭を肩に乗せると彼は無言で何も言わず運転を続ける
「あっぁぁ!!マリース!だめよ!ジジイから離れなさい!」
「クセえぜ!!」
「なんだ!愛か?!!愛か?!!」
「うるせえ!シバくぞ!」
「お笑いもんだな!」
うるさい位賑やかな後ろをよそに