「 … なんだよ 」
亜米利加は 机の下で ちょっかいを かけてくる 蘇連に そう 耳打ちした 。
「 Xaxa 、 なんでもない 」
蘇連 は 足を ぶら ゞ させ 、 たまに 亜米利加の 脛に 足を あてるという 地味な いたずらを して 遊んでいた 。 しかも 会議中に 。
「 バレたら 怒られんの お前だからな ? 」
そう 笑って 思い切り 足を 踏んづける 。 蘇連は 少し 呻き声をあげ 顔を顰めた 。
「 … ッ ” …… なら お前も 道連れにするだけだ 。 」
にや 、 と しては 思い切り 脛を 蹴った 。 亜米利加も 流石に 耐え切れず 、 「 う” ッ 」 と 声を あげた 。
「 … ちょっと 。 何してらっしゃるんですか ? 」
顔を あげれば 、 英吉利が 此方を にこ ゞ しながら 見ていた 。
「 何も 。 」
怒られると 面倒なので 、 そう適当に 返しておいた 。 すると 英吉利は 溜息をついて 「 … ふざけないで 真面目に 聞いてもらえません ? 」 と 小言を 言い 、 仏蘭西は 「 あんまり 英吉利を 怒らせないでね ~ 」 と 笑っている 。
「 ごめんな 親父 ! 」
亜米利加が へら ゞ と笑って 謝った 。
「 お父さんと 呼びなさいと 何度も … ! まぁ いいでしょう 。 続けます … 」
そう 言って 英吉利は 長々と 説明を 始めた 。
正直 興味がなかったので 指を弄って 遊んでいると 、 不意に 肩を掴まれた 。 後ろを 振り返ると 、 亜米利加が ぼそりと 呟いた 。
「 … 暇だ 、 構ってくれ 」
真顔で そんなことを 告げる 亜米利加に 思わず 笑ってしまった 。
「 別にいいが … 。 …… そうだ 、 手ェ 貸せ 」
揶揄ってやろう 、 なんて 考え そんなことを 伝えた 。
亜米利加が 手を 差し出すと 、 蘇連 は にや ゞ しながら 手を 繋いだ 。
「 … っ 、 ちょ 、 待てって っ 」
一気に 顔が 赤くなった 亜米利加に 追い打ちをかけるように 、 それを 恋人つなぎにした 。
「 ~~~ ッ 、 」
「 何が恥ずかしいんだ ? 別にいいだろ ? 」
にや ゞ しそう告げると 、 「 良くないに決まってんだろ ! 」 なんて 返事が 返ってくる 。
「 … あの 、 お二方 … さっきから 何を してらっしy って えっ !? 」
真面目に 話を聞かない 二人にしびれを切らした 英吉利が 立ち上がり 、 二人の ほうを 睨む 。 が 、 二人が 恋人つなぎ を しているのを 見つけ 暫く 呆然と していた 。
「 どうしたの 英吉利 … わあ 、 随分と お熱いことで 」
仏蘭西は にや ゞ しながら それを 眺めた 。
「 お っ 、 お袋 ! 別に 俺ら 付き合ってるわけじゃ 」
「 だろ ? 俺ら 付き合ってるんだ 。 な ? 亜米利加 ? 」
亜米利加の 言葉を 遮り 、 蘇連は 真っ直ぐ 亜米利加の 目を 見つめた 。
「 …… っ 」
亜米利加は 何も言えず 、 目を逸らした 。
「 あんなに 仲が悪かったのに … いつの間にか そんなに 中が 良くなっていたなんて ! 」
「 僕感激だよ ! どうやって 落としたわけ ? ねえ ゞ 、 どっちから 告ったの ~ ?! 」
ぎゃあ ゞ と 騒ぎ立てる両親に 、 亜米利加は 顔を 顰める 。
「 … おい 、 お前の せいで こうなっちまったじゃないか !! どうしてくれるんだよ ? 」
蘇連を 睨む 。 すると 笑ってこう返された 。
「 簡単な話だ 。 お前が 本当に 俺と 付き合えばいいだけだろ ? 」
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あああぁ…しゅきぃ…