テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
はいどうもこんにちはななかです
いや、私テラーノベルを始めてもう2年くらい
なんですけど。
ほんとずっっと思ってることがあって!
ノベルの読み切りとか小説は、
超高確率で書き方がめっちゃ上手くてエモい!!
憧れちゃいます。
私はチャットノベルばかりなので
その〜、なんていうか……文章力?が
とにかく凄い。「」の前に絵文字とか入れなくても誰のセリフかわかるし。私も仲間入りしたい。
てことで今書いてます。(単純)
ゆあんくんがもう今月末で20歳なんて……。
時の流れ早すぎません?
お酒企画のゆあんくん出演待ってます。
今回は、そんなほのぼの系のゆあんくんと
じゃぱぱさんのお話です。
これはぴちリスによる二次創作です。
大事なのでもう一度。
今作品、かなり長いです。
お時間あるときに読んでください。
カチ、カチ、カチ……
午後9時。
時計の針が動く音が、いつも以上にうるさく
感じる。
綺麗に飾り付けられた部屋。
テーブルの真ん中には、
「ゆあんくん誕生日おめでとう」と書かれた
ケーキ。
「お、そろそろちゃう?」
たっつんのその言葉で、俺の心臓は
『ドキッ』と強く跳ねた。
「じゃぱぱが帰ってくるの」
「ゆあんくん、玄関で待ってたらどうですか?」
「………じゃあ、そうする」
たっつんとのあさんに勧められるがまま、
俺は1人リビングを抜けて玄関へ向かう。
今日は1月30日。俺の20歳の誕生日。
シェアハウスのダイニングテーブルには
大量のお酒と適当にコンビニで買った
おつまみが 並べられていて、
キッチンからはシヴァさんの唐揚げを揚げる音が
聞こえてくる。
(………なんで俺、こんなドキドキしてんだろ)
今日は、もう1日中こんな調子だ。
まぁ、俺が悪いんだけど…。
原因はまず間違いなくじゃぱぱ。
御存知の通りじゃぱぱは年中大忙しで、
最近アイツの働いてる姿しか見ていないのでは
ないか……、と感じてしまうくらい。
みんなに明るく振る舞ってるけど、
たまーに見る疲れたような表情。
数人での大掛かりな編集のとき、
気づいたら限界が来たのか机に突伏して
寝てたりとか。
片目が見えなくなった、とか
じゃぱぱが疲労で倒れた、とか
そのような報告を受ける度心配でたまらなくて。
何度『無理すんな』って言っても
聞いてくんなくて。
カラフルピーチがまだここまで大きくないときは
じゃぱぱは無理なんてしてなかったし、俺とも
プライベートで沢山遊べてたのに……、と
少し寂しくなったりもした。
優しくて、努力家で。
いつもお前は俺の一歩前にいて。
俺はお前の一歩後ろで。
ずっと、俺はじゃぱぱの背中を見てた。
でも、もう10年近くずっと一緒にいて。
出会った時はまだ小学5年生だった俺が今日
20歳になって、隣で一緒に酒を飲む時、
常に俺を見守ってきてくれてた じゃぱぱは
どんな気持ちなのか。
『あんなにちっちゃかったゆあんくんがー』、とか『お前もう19なの?』とか言われ続けてきた
俺にとっては 気になって気になって仕方なかった。
俺ももう大人だよ、って言いたくて。
もっと頼って、って言いたくて。
だから、誕生日の前日はそのことが
頭から離れなくて全然眠れなかった。
そのせいで今朝は見事寝坊。
俺が慌てて起きた時には、もうじゃぱぱは
仕事で家にいなかった。
じゃぱぱからの『誕生日おめでとう』の言葉を
聞くまで、俺のこのソワソワした気持ちはきっと
消えてくれないんだろう。
カチッ
「!」
いろいろじゃぱぱのことを考えていると、
玄関の鍵が開く音が聞こえて、また心臓が
強く跳ねる。
俺は慌てて、今たまたま玄関に来たように見える
立ち位置を探した。
「あれ、ゆあんくんじゃん」
「ただいま〜」
じゃぱぱの声と共に、外の冷たい冷気が廊下を
急激に冷やした。
喉が縮こまって、上手く声が出ない。
じゃぱぱは一瞬キョトンとした顔を見せて、
すぐ 視線を落とし靴を脱いで廊下へ上がる。
「…お、おかえり……」
やっと出た俺の声は、少し掠れていて。
じゃぱぱはその後は俺を見ずに
そのまま横を通って リビングへ行ってしまった。
「みんな〜、ただいま!」
「じゃぱさんおかえり〜」
「あれ、じゃぱぱゆあんくんは?」
「あー、なんか玄関にいたよ?」
「……そうですか…w」
「…??」
遠くから聞こえてくるメンバーたちの声。
(なにこんな小さなこと気にしてんだよ、俺)
この寂しさを誤魔化すため、俺も早足にリビングへ
向かった。
「ほら、じゃっぴは着替えて みんなは座って!
今日はパーティーなんだから!」
「ゆあんくん、お前主役だろ。真ん中座れ」
「わあってるよ」
えとさんが仕切り、俺もうりに言われた通り
席に着いた。
「ゆあんくん、誕生日おめでとー!!」
メンバーたちからの重なった祝福の言葉と共に
クラッカーが鳴り、リボンが飛んで拍手が
起こった。
「あ、ありがとみんな…」
「っしゃあ!!宴じゃ〜!!!」
「主役よりはしゃぐなよ」
「まぁまぁ、冷める前に食べよ食べよ!」
それからは、みんなで騒いで食べて、お酒飲んで。
しばらくは俺が20歳になった、いう話題で
持ちきりだったが、気づけば数人ずつの
グループができていつも通りの
他愛ない雑談になっていた。
俺のお酒の一口目は、珍しいものを見る目で
全員から凝視されて少し恥ずかしかったけど…。
「………………」
じゃぱぱが座っているのは、俺の斜め前。
コーラを手に持って、 隣のヒロくんと話している。
「なぁゆあんくん、これ食うか?」
俺のとこ来てよ、なんて 言えるはずもなく。
「俺が作ったんやけど…」
じゃぱぱと今までのいろんな思い出話が
したいとか……
「おーい、聞いてる?ゆあんくーん?」
「ハッ」
どうやら俺は考え事に夢中になっていて、
たっつんの呼びかけに 気がついていなかったらしい
「な、なに?たっつん」
「……お前、じゃぱぱのこと考えとったろ」
「はぁ?!?!」
ちょ、待て待て待て。
なんでバレてんの。
「不満そうやな」
的確すぎる。こいつ、憧れてるだけじゃなくて
本物のエスパーか?
「お前のこと見てたらわかるわ、それくらい」
「たぶんのあさんも気づいてんで」
「うそ?!」
「ほんま」
恥っず……。マジかよ。
「ま、心配すんな」
「きっとのちのち満足するだろうよ」
ポンッと俺の肩に手を置いて励ましてくる。
「え…?ほんとに?」
「根拠ならあります〜」
そう言ってたっつんはじゃぱぱの方を
チラ見したが、俺にはさっきと同じ光景しか
映らず、結局何もわからなかった。
「…あ゙〜、もう!!」
自分の寝坊+朝から夜まで家にいない
じゃぱぱ により 焦らされまくった俺は、
グイッとやけ酒を一気飲みした。
「お〜、ゆあんくん初日からやってんなぁ」
「そんなんしてたらすぐ潰れるぞ〜」
横からシヴァうりに何か言われたような
気がしたが、俺はお構いなしに酒を飲み続けた。
「お〜、まだいくか」
「酒強いな〜」
ほぼ空になった皿たちに、全て取り分けられた
ケーキの残骸。
気がつけばみんな酔い潰れて眠っていて、
起きているのは俺とじゃぱぱだけだった。
「わ〜、ゆあん顔真っ赤っかw」
じゃぱぱが席を立って、俺の頬を
人差し指で突いてくる。
お前も真っ赤じゃねぇか、といつもなら
言い返すところだが、今日は違った。
「……お前がまだ残ってるの、意外だわ」
せっかくじゃぱぱと2人きりで話せてるのに、
肝心のずっと聞きたいと思っていた言葉は
口から出ていかない。
「まぁね、俺前半は飲まなかったし」
「そうなの? あ……」
そういや、ヒロくんと話してる時
じゃぱぱが手に持ってたの コーラだったっけ……
「……みんなが周りにいてもよかったんだけどさ」
じゃぱぱが俺の隣に座った。
なんだか、声のトーンや雰囲気がいつもと違う。
「…ゆあんくんと、2人で話したくて」
「……え…?」
なんだ、じゃぱぱは何言ってるんだ。
酒のせいで、俺の頭がバグったのか?
「ほら、お酒入ってる方がシラフじゃ
言いづらいことも言えそうだし」
「…………………」
「からぴち結成当初は……ゆあん、まだ
中3だったね」
「カラフルピーチのチャンネルが
伸び悩んでるときも、学校と活動を両立して…
誰よりも頑張ってて」
違う。
一番辛かったのも、悩んでたのも、
頑張ってたのも、お前の方だろ。
「学生で、最年少という身で……俺ら大人たちと
同じ仕事をこなして」
「コマンドとか、誰よりも詳しいし」
「ほんとに、俺そこんとこ尊敬してて……
感謝してる」
「ずっと、俺の隣にいてくれてありがとう」
「………!」
なんだこれ、なにこのじゃぱぱ。
まさか、こんなこと言ってくれるなんて。
俺、とっくにお前の隣にいれてたの?
「……ゆあん?」
俺も、なにか返さなきゃ
さっきまでずっと考えてたこと、伝えたいこと……
「………じゃぱぱ……」
「…うん」
「…………………………」
駄目だ
言いたいことが多すぎる
整理が追いつかない
ガッ グイッ
俺はコップに入った飲みかけの酒を手に取り、
そのまま全て喉に流し込んだ。
「え、ちょ?! まだ飲むの?!」
タンッ
コップを置いて、じゃぱぱに向き直る
俺のその真剣な眼差しを受けて、じゃぱぱも
姿勢を正した。
「……10年前、始めてJPAPAチャンネルを
見つけて、 憧れて……じゃぱぱ本人と話して…」
「運命だって……じゃぱぱの行く先を、
ずっと隣で見ていたい…って、そのときから
思ってたんだ」
「…………………」
せっかくじゃぱぱと目が合ってたのに、
なんだか恥ずかしくてどんどん視線が
落ちていく。
「大好きで、一人っ子の俺に兄ちゃんが
できたみたいで……」
「カラフルピーチができて、どんどん大きくなって
いって……今やリアイベも2回やって………
流石お前だなって思ったよ」
「………みんなのおかげだよ」
「うん、でもお前のおかげでもあるから」
「…………ありがとう、ゆあん」
慣れない呼び捨てとじゃぱぱの甘い雰囲気や
お酒のせいで、 頭がクラクラしてきた。
「でも、人気になったからこそ思うこともあって」
「お前は無理ばっかりするし、
リスナーの問題も出てきたし……」
「俺とお前で気楽に遊べる時間も極端に
減っちゃったし……」
「え」
「お、お前は全然休もうとしないし…っ!」
じゃぱぱの顔は見えない。
下を向いたまま、俺は続けた
「…………全部を1人で背負おうとするから……っ…
心配なんだよ………」
それは、自分でもびっくりするくらい
か細い声だった。
ポタッ、と、一粒の水滴が床を濡らす。
「俺がお前の隣にいれてるって言うんなら…」
「もっと、支えさせろよな……」
「もし次無理して体調崩したりしたら、
ただじゃおかねぇ…」
しゃくりあげながら、じゃぱぱに縋るように
思ってきたこと全部吐き出した。
恥ずかしくて、もう俺大人なのにって
必死に涙を拭うけど、後から後から
溢れ出てきてキリがない。
「だからっ……」
涙声で次の言葉を言おうとしたら、
俺のものではない指が俺の頬に触れた。
ハッと顔を上げると、潤んだ瞳のじゃぱぱが
俺を見つめてきていた。
「…………ごめん……」
微かにそう言って、俺の涙を指で拭った。
「……そんなに思ってくれてたんだね」
「俺もずっと弟だって思ってたのに……
すっかり頼もしくなっちゃってさ……」
「……じゃぱぱ」
俺の頬に添えられたじゃぱぱの手を強く握った。
それはいつも俺らのことを
守ってきてくれてる手で 、
同時に小さくて俺らが
守ってやりたくなるような手だった。
「大きくなったね、ゆあん」
「20歳の誕生日おめでとう」
「…………!」
最後に、一気にブワッと涙が溢れる。
ずっと俺が求めてたものが、
全て手に入ったような気がした。
「じゃぱっ…」
その瞬間、俺は唐突な眠気に襲われて体に
力が入らなくなり、じゃぱぱの方へ倒れ込んだ。
「うわっ?!ゆあん?」
じゃぱぱの腕の中に抱きとめられる。
(……じゃぱぱの匂い……安心する…)
始めてなのに酒を飲みすぎたせいか、
感情を表に出し過ぎたせいか。
俺は瞼の重みに耐えられず、そのまま目を閉じた。
「うぅ…………いってぇ……」
朝起きた瞬間から頭痛が酷かった。
流石に飲みすぎたかな……と二度寝しようと
布団を被り直したときだった。
コンコンッ
ドアのノック音が響く。
「………だれー?」
「俺!」
いや、誰って聞いたのに一人称で答えるのかよ
でも、俺にはその一言で誰かすぐにわかった。
「入っていーよ」
ガチャッ
「おはよ〜、ゆあんくん」
やっぱり、入ってきたのはじゃぱぱだった。
……あれ、奥にもう1人……2人…?
「よぉ寝坊助」
「げ………うり」
「なんだよその反応」
「俺もおるで〜」
俺の部屋を訪ねてきたのは
じゃぱぱ、うり、たっつんの3人だった。
「何の用?」
「普通に起床時間や、朝ご飯と昨日の片付け
するから起こしに来た」
「お前だけサボらせねぇからな」
「うぇ〜………はーい…」
なんとか重たい体を起こし、
着替えようとクローゼットを開ける
「なんや、どうした?」
「…頭痛くて…… 」
「調子乗ってガブ飲みするからだぞ〜」
「うるせぇ」
「じゃ、俺ら先行ってるでな」
「じゃぱさん行こーぜ」
「あ……待って」
「ん?」
「じゃぱぱに、その……仕事のことで、
ちょっと聞きたくて」
「じゃぱぱだけ、ちょっと残ってくれない?」
「あー、なるほどね」
「じゃあまた後でな」
「ばいばーい」
バタン…
たつうりが退室して扉が閉まり、
薄暗い部屋にじゃぱぱと俺2人。
「……で、何がわからないの?」
「………じゃぱぱ、覚えてる?」
「……なにが?」
「……昨日の夜に、さ…」
「……??」
「……いや、やっぱなんでもない!」
大急ぎで着替えを終えて、俺はじゃぱぱを置いて
部屋を飛び出した
「え?!ゆあんくん?!」
後ろで、じゃぱぱが驚いて呼び止めてくるけど
気にしていられない。
俺は、自分の頬が微かに熱くなるのを感じた。
「あー、やっと片付いた!」
パーティー用の飾りを外して、 皿洗いして、
やっといつものリビングに戻った。
「……あれ、じゃぱぱさん今日UU◯Mで
ミーティングじゃなかったですか?」
ふと思い出したようにのあさんが
じゃぱぱに尋ねる。
「あー、それなら別日にしてもらった」
「え」
声を漏らしたのは、のあさんではなく
俺のほうだった。
「ゆあんくん、一瞬にマイクラしよ!」
「………!」
じゃぱぱからゲームのお誘い…?!
こんなこと、滅多にないぞ?!
「するっ!!」
「よし、じゃあ行こーぜ!」
「……ゆあんくん、めっちゃ嬉しそうでしたねw」
「目ぇキラッキラやったもんな」
「昨夜、上手く話せたみたいでよかったわ」
「ゆあんくんも満足そうですね」
「………////」
ゆあんくん、本当はね、
俺も、昨夜のことバッチリ覚えてるよ。
でも、恥ずかしいしからかわれそうな気がしたから
咄嗟に誤魔化しちゃったんだ。
「じゃぱぱ!!後ろ後ろ! クリーパー!!!」
「え?!うわぁー?!ww」
「wwww」
ー終わりー
コメント
4件
次の大統領はななかさんで決まりで。
なんでこの作品にまで センシティブ設定付いてるんだ…?🤔 これはセーフだと思ったんですけどね…… 消したほうがいいのでしょうか?
解釈一致過ぎてやばいです