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俺は鯖さんに見送ってもらい、食堂から唐揚げを取り出し、総統室に続く廊下を淡々と歩いていた
誰ともすれ違わずに扉の前に辿り着けて少し安心する
….と、思っていたが数分前からなんか俺の後ろをつけてる奴がいる
まぁ多分そいつから見ると俺は透けて唐揚げだけが浮いてる状態だから相当不思議な光景だと
思うけど。…..どうやら、その相手も総統室に用があるみたい
でも、こいつは確か…α国の…..なんだっけなぁ…
まぁナイフ持ってる時点で倒すのは確定してるから、唐揚げ邪魔になるから一旦
浮遊で浮かしといて安全なところに移動させる。
『ねぇ、そこにいる人。俺の事見えてる〜?』
α国の???「…..」
『見えてないね、よーしいっちょかましますか!』
と、言った瞬間俺は相手の後ろへ周り自分の背中から出現させた鎌の柄を、相手の背中に
突き当てて、お辞儀状態になってるのを確認したら腹パンをかます!
α国の???「ウグッ!カハッッ」
『え~?ここで血ぃ吐かないでよ。らだにバレて怒られちゃう。』
と言っても聞かないか…
どうしよっかな此奴…あっ!いいこと思いついた!
そう思った俺はすぐさま浮いていた唐揚げを右手に乗せ、左手にα国の侵入者を引きずり
総統室の扉を足で開けた。
ドォォン!
rd「え、えっ!なに何!!??」
1人静かに集中していたらだは急に音が鳴ったのが驚いたらしく
目を点にして音が鳴った方向を見ると俺がいた
rd「……え?レイなにそれ?」
『え?あーこれ?はいご褒美の唐揚げ!』
rd「違う違うそれじゃない!その左手で引きずってるやつ!」
『あー、なんだこっちのことか。さっきナイフ持って俺の後ろから総統室に向かってたから
らだ狙ってるのかなと思って、総統室前の廊下でやっつけといた!』
rd「いやいや、やっつけといた!じゃないでしょ!なに勝手に暴れてんのさ。
誰かに見られてたら質問攻めにされんの俺だかんね!次からやめてね!」
『う゛、はい….』
流石にらだに怒られたのは久しぶり過ぎて慣れてなくて、鼻がツンってなって
目の前がぼやけてく、それを見たらだが焦っていたけどぼやけて見えない
rd「!ご、ごめんね?ちょっと強くいい過ぎちゃった….」
『うぅん、次からちゃんと気を付けるね、ごめん』ズビッ
rd「こらこら、目ぇ擦らない!腫れちゃうからやめて?」
『ん゛ん…..わかった。』
rd「よし、じゃあこの話は一旦終わりにして一緒に唐揚げでも食べよ!お茶入れるから」
『うん!』
俺は泣くのをやめ、らだに向けて笑顔で答えた。
———誰かが見ていると知らずに
次の日にはあのα国のやつはらだによって拷問室に連れ出されて行ったのを見た
補足
レイくんは、基本的に能力ではなく「憑霧(つきり)」という鎌を使って戦闘します
その鎌はレイくんの体の1部からできており、基本的にどこからでも取り出せます。
1番多いケースでは手のひらや今回出た背中から出現させるのが多いです
鎌はこんな感じです⤵︎ ︎(手描きだから汚いけど許してください💦)