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・ハチャメチャ展開
・usが途中までド屑
・後々の展開はks,hr もちゃんと分かってます。
俺は家であったことを休憩時間にus-に話していた。
[じゃー、逆に撮られ返したら?]
『…え?』
[俺がkyを連れてホテルに行く。]
『……え?』
[その姿を週刊誌に撮られて載せられる。]
『………え?』
[それが売られてfjの目に入れば…]
『…振り向いてくれる……?』
[そして、嫉妬もしてくれるだろうね。]
『…で、でも俺はもう…』
[fjの事はいいの?]
『……何回も俺は言ってんのに一向に止まんねぇもん。』
[…ならさ、]
『うん?』
[俺にしない?]
『……え、?』
[fjが嫌なら俺にしてみない?って。]
『…、考えていい、?』
[勿論。その間にも俺はkyにアプローチはするからね。]
『…⸝⸝⸝』
[照れてんの?]
『照れてないけど。』
強がっては外方を向くもusは全て分かっている。くすくすと頬を弛めた。
《いっその事kyに電話したら?》
【…そうだね。そうするか、】
そう言っては俺はkyに電話をかけた。
📞……………
(はいもしもし。)
……kyじゃない声が聞こえる。
でも、聞いたことはある……。
【…誰……ですか。】
(やだなぁ、忘れたの?)
[usだよ。]
【なんで……貴方が…kyの……】
怒りが腹の底からフツフツと沸いてくる。
だがこれと同じことをきっと俺もしたんだろうな…。
[君がkyを傷付けたからじゃない?]
【っ……】
[kyが俺に話してきたよ。]
【そう…なんですね。】
ギリッと音がなるほど歯を食いしばり、皺が付くほど服を握り締める。
[とりあえず今はky寝てるし。電話来たことくらいは伝えとくよ。]
【な、ま、待っ─】
ツー……ツー……
【……、】
《usさんか……》
〈やっぱkyといい感じになってるんだね。〉
【話し合おうと思っただけなのに…】
《もう話し合いをさせる気もなかったの?》
【そうだね、伝えとくとは言ってたけど、】
〈成程ねぇ、起こす気配もないと、〉
【…はぁ……】
《SASUGANIやばいな》
〈SASUGANIね?〉
【SASUGANIな……】
『……us-……』
[あ、起きた?]
『此処は…』
[ホテルだよ。]
『…そっか、』
[そーいえばfjから電話あったよ。 ]
『なんて言ってた?』
[特に何も。まぁ、kyと話そうとはしてたね。]
『……そっか。』
[ky。もう1回。]
『……何が、?』
[させて…]
『…え、?』
[ドラマ撮影以外にも…身体貸して欲しい。]
『……usー…でも……』
恥じらいを感じてはほんのりと頬を染める。
その姿がusを刺激したのか優しくkyの身体を包み込めばベッドに深く横たわる。
[それはダメだよ。ky。]
『u…sーっ、』
耳に優しく噛み付けば舌を忍び込ませる。
『待って…駄目……っ、』
[もう我慢出来ない。煽ったのは其方なんだし。]
『煽ってなっ、!?』
抵抗しようとusの肩に両手を当てればusはkyに顔を近付ける。
[煽った。よね?]
『っ……』
[煽ったって言わないと。キスするよ。]
『あ、煽った……』
[繰り返して。”私はusーを煽りました。なので今からusーから罰を受けます。”はい。]
『っえ、無理無理無理。』
[早く。]
『やだよ、』
[3。2。1。]
『目覚ましてよ!!』
[……]
『…usー…?』
[…あれ、ごめん、ky。]
『……!usー!!』
欲が収まったであろうusを見て胸を撫で下ろし、usにがばっと抱き着いては嬉しそうに名前を呼ぶ。
[ky…]
『んー?』
そう。彼は俳優だ。演技なんてお手の物。
欲はそう簡単に、そんなにあっさり引く訳が無い。 あんなにエスカレートした所ならば尚更だ。
彼は俳優としての演技力を使ってkyと身体を密着させる。その後にがっちりホールドしてしまえばもうこっちのものだ。
『っ……!?』
不味い、と思うももう遅い。自分に学がなかった。と後悔するももう何も出来ない。違和を感じた時にはもう彼に身体をホールドされていた。
[性欲ってさ。そんな簡単に引かないんだよね。]
唇を重ねる。何度も何度も。触れるだけのキスをする。数を重ねる毎にそのキスは重く深くなっていき、次第には水の音が響き始める。
『ぅ、はっ、u…s…ぃ、』
[はぁ、何?]
『……駄目…だって、ぇ』
口元を拭う仕草でさえ愛おしく思う。
[fjに伝えな。別れようって。]
『……』
それも一理あるかもしれない。だが彼は、kyは、それでもまだfjの事が好きなのだ。
『fjの方が……好き。』
[……ふぅん。そ。]
usの目付きが鋭くなるのを感じた。
kyは背筋に何かが走るのを感じ、ホテルから出ようと立ち上がる。
[出れないよ。]
『…、!』
[俺が鍵かけてるし。]
『なんで……』
[ky。考え直してよ。俺じゃ駄目なの?]
『俺はfjが好き…』
[…堕ちても知らないからね。]
『え、?』
ぴろりん。と軽やかなリズムがなったのはもうそろそろ日付が変わろうとしている時。
【kyから!!】
〈なんてなんて?〉
《動画……?》
その動画を再生しようと再生ボタンに指を伸ばした時、サムネイルが読み込まれる。
【……は?】
fjらの目に映ったのは淫らな姿をしたkyだった。
〈……これ、〉
《usさん…が?》
【取り敢えず…流すわ、】
《無理なら視聴やめろよ、》
【分かってる】
取り敢えず再生ボタンをタップする。
『っあ゙っ、usー……っ、usー、!!』
[なーに?笑]
『そこっ、きもち…っ゙』
[分かってるよ。笑]
『んぅ゙っ、あぁ゙♡』
[なー。ky。]
『ん゙っ、なぁにぃ゙?』
[俺のこと好き?]
『すきぃ、らいすきらよぉ♡』
[あれあれ?fjは?]
『fjより、きもちぃもんっ、』
[そっか笑 可哀想だな。]
『おく、ちょーらい゙♡♡』
[お望み通り♡]
【……】
怒りと妬みで口が震える。
《fj…これ不味いぞ》
〈…酷いなぁ、〉
【………】
言葉を発する気にもならない。
そうか、彼の方が良いんだ。彼の方が…彼?
kyの彼氏は俺だ。kyに彼なんて要らない。
別れ話を切り出してみた時、kyがどう出るかだよな…
《……fj?》
【kyに通話かけるか。】
《え、》
〈えっ、ちょ、〉
📞……
[はーい]
【今そっちどんな感じですか?】
[え?]
【ky、幸せそうですかね?】
[…声聞く?]
【あぁ、是非。】
[kyー。fjから。]
『…なに、』
【気持ち良かった?】
『……。』
【うん。そっか。】
『あのさ、』
【いいよ。もう。俺らはもうどうにもならない。】
『…待って』
【渡したいものだけあるから、明日会えたら会おっか。それでお終いにしよう。】
『待てって』
【もう聞きたくない。】
『っ…』
【もういいよ。usーの方がいい感じだし、俺よりきっとちゃんと愛してくれるよ。】
『な、なぁ、fj…』
【…最後に何か言っとく?】
『俺…fjの方が…ちゃんと……』
[kyー?終わった?]
『っ……ま、待って、まだ…』
[長くない?]
『…ごめん』
【ky。スピーカーにしてよ。】
『…え、』
【いいから。】
『……したよ。』
【kyはさ。俺とusーどっちが好きなの?】
『っ……』
[狡いね。]
【あぁ、なら別にどっちか2人じゃなくてもいいよ。他から選択肢出してきても大丈夫。】
【でも、当たり前だけど”2人とも”とかいうのは無しだよ。】
[kyー。kyは俺って言ってくれたもんな。]
【usー、そういうのは良くないなぁ。】
[でもちゃんと愛の言葉は貰ったもーん。]
【それは俺だってそうなんだよねぇ。】
[ky。どっち?]
【焦る必要は無いから大丈夫だよ。】
『俺は……』
様々な想いが頭を駆け巡る。
usーとの想い出、fjとの想い出。
usーと遊びに行ったゲーセン、usーと巡ったカフェ、usー……と…、
そんな想いが頭に溢れるけど、結局kyは、
fjからの告白の言葉が忘れられずに記憶の大半を締めていた。
『俺は、fjが好き。大好き。愛してる。これまでも、これからも、俺の隣にはfjだけが居て欲しい。』
[…はぁ、失敗かぁ。]
【usー……】
[いい感じにいったと思ったけどなぁ]
【やりすぎ。】
[でも良かったでしょ?]
【身体…重ねないでよ。】
『……え、?何、何の話?』
[なんか、ただのクズ人間だと思われそうだから前々からfjとは話してたの。]
『…え』
[kyが泣きついてきたよってのから始まって、そこから俺がちょくちょくfjに連絡して、]
【でも他人の恋人と身体重ねんのは良くないよ。】
[ごめんごめん。kyが可愛いから、]
【分かるけど……】
[でも、別れ話を切り出すってのは俺も知らなかった。]
【今ふと思ったからね。】
[良かったね。kyも、fjも。まだ互いのことが好きだってさ。]
『な、で、でも御前!また新しい女優連れ込んでんだろ!?』
【その話もちゃんとしなきゃなの。分かったら早く帰ってきて。】
『なんで俺が説教されてんの?』
【ちゃんと話も聞かずに出て行くからだよ。】
『隠し事ばっかで分かんねぇんだよ!』
[痴話喧嘩は家でしてもらえる?]
『…ごめんなさい。』
【じゃ、明日の朝迎えに行くから。】
[ドラマみたの?]
【流石に苦しくて見れてないかな。】
[和解したら見てよ。]
【……気が向けば。】
[kyが小さい声で”fjぃ…”って言ったから。]
『だーーーーーーー!!!!!!辞めろ辞めろ辞めろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!』
【今すぐみます。】
『辞め!待て待て待て待て!』
[R18回だから気をつけてね。]
『辞め辞め辞め辞め!』
【お、ほんとだ。】
[行動早いな、]
【愛する人の為なら。】
『ためになってねぇんだわ。』
なんか最後は和まそうとしてハチャメチャですがまぁこんな感じで私は満足しております。usをクズ人間で終わらせたくなかった末路なんですけどね。まぁ、今回書かせていただいた文字数は4000辺りということで、こんなに書いたのは久々です。
という事で、明日か明後日か、来週か再来週か、来年か再来年か分かりませんが、また私の小説で会いましょう。さよならグッバイ!