「スゥゥゥー………」
「りうらー?かき氷なに味がいいー?」
今、ないくんと海に来てるんですけど。
海はさ、ほら、水着じゃん……?
うん、バカクソえろいよね。
見えないようにって太腿に付けたキスマークも海パンから少し見えててえろい。
「ないくん、ほんとに行くの……?」
「なに?ほんとに行くのってw俺、お腹すいたし行くけど」
「じゃありうらも、」
「りうらは、荷物番でしょ?」
そこで待ってて、とないくんに言われ動けないりうら。
財布を持って買いに行こうとしてる。
どうしよう、確実にナンパされる。
お姉さんたちのこそこそ話や、男共の厭らしい目線に睨む目をキツくする。
でも、ないくん、上着着てって言っても絶対着てくれないしなぁ……。
あっ、
「ないくん、ちょっと待って!」
「ん?なに、他に欲しいのあった……ッ!?//」
ないくんが振り向いた瞬間、首元をグイッと寄せ、鎖骨の上辺りに吸い付く。
唇を離せば綺麗に咲いている赤い花。
「よし……ッ!はい、虫除け♡行ってらっしゃい♡」
困惑しているないくん。
「ぅあ……ッ//………ッばかっ!!!//」
赤面しながら、逃げ出すように走り去るないくん。
あぁ、そんな顔してたらナンパされちゃうのに。
まぁ、あそこまでしたら、手出してくる輩はいないと思うけど。
コメント
4件
時差コメ失礼します! 尊いですね…キスマが虫除けって天才かよ 腐女子という輩は後をつけるかと()
はいごめんなさいわたしと言う変な輩が寄ってきますわ()