🍆視点
やってしまった。
現在の時刻は5時半を回ったところ。
仕事を終え外に出れば大雨だった。
天気予報では晴れのはずだったが
急に天候が変わった。
雨がザアザア振る中
1人外に取り残される。
あいにく傘は持ち合わせていないし
コンビニすらもない。
🍆「はぁー。」
とついたため息も雨の音によって
かき消される。
何かいい手はないかと考える。
🍆「!!そうだそうしよう!!」
ここは一か八かにかけるしかない。
雨に打たれながらも
とあるところに向かい走り出した。
🍌視点
“ピンポーン”
インターホンがなった。
こんな大雨の中誰だろうと
ドアを開ければ
雨に濡れたぼんさんの姿が。
ドアを閉めようとしたが
ぼんさんによって阻止される。
🍆「ちょ、待ってって!!」
と言われ嫌そうに
『なんですか。
寒いんで閉めていいですか。』
と言えば
🍆「ごめんて。
帰ろうとしたんだけど雨に振られちゃって
ちょっとの間雨宿りさせて。」
とのこと。
追い返そうとしたが
🍆「…だめ??…おんりーちゃん??」
と捨てられた子犬のような瞳で
見られ仕方なく家に入れてしまった。
『風邪ひくんで
お風呂入っちゃってくださいね。』
と言い残し玄関を後にした。
こんなはずじゃなかったんだけどな。
2000♥↑
コメント
17件
別れてるのにこうって……ほんとに良すぎます……✨ ストーリー神過ぎてます✨
♡2000少し起きれちゃった🙃 捨てたれた犬の様ってめっちゃ想像できるる…!!激アツ展開きた…