テラーノベル
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愛してるその一言だけでいい、
その言葉が貴方の口から聞きたい
そう思うことはわがままですか?
朱雀『ほんとに僕の事好きなの?愛してるの?』
清明『おや、朱雀がこんな事言うなんて珍しいね』
朱雀『で、どうなの!』
清明『そうだね、それは僕には分からない』
朱雀『どうゆう事?』
清明『いや、今は分からないでいいよ』
清明『最後に……愛してるって…言ってくれるかい?』
朱雀『………』
僕は言えなかった
愛してるその一言を
君に言って欲しかった言葉
君にして欲しかった
なのに、言えなかった
清明『ありがとう』
朱雀『ッ、』
ありがとう?僕は言ってないのに
朱雀『何度も、何度も言うから…さぁ、目覚ましてよ…僕を…僕を置いていかないでよ!好きなままでいてよ!叶わないかもしれないけど、今だけ、今だけで良いから……目を開けてよ』
彼は僕の問いかけに答えなかった
静かに目を閉じた
晴明『隊長さん?』
隊長『あっ、ごめんね』
晴明『別に良いですよ』
隊長『僕の事愛してる?』
晴明『はい?好きですよ』
そっか、そうだよね、魂が一緒でも見た目がどんなに似てようとも性格は違う分かってたのに、ごめんね彼と重ねてしまう
あぁ、そっか違うのは僕だ君は言ってくれっていたんだね何度も、
あの日言葉に出来なかった言葉
今ここで言うからさぁ、聞いてよ。
隊長『晴明君(清明)愛してる』
晴明『ありがとうございます!』
清明『ありがとう』
そう彼が言ってくれた言葉が脳に浮かぶ
[完]
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