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あーー
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コメント
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うわ…第2話、めっちゃ重い展開だな…。空っぽのスタジオの描写が静かに刺さってくるわ。「いつもの声が聞こえない」ってところで、もう胸がギュッてなった。 そして緋八マナの「なんでヴィランになんかなったん…」からの、第1話のメッセージの意味が繋がる感じ、ゾッとした…。あの時点で気づけてたら、って後悔も痛いほど伝わってくる。続きが気になる🔥
「………………。」
目を擦り、スマホを手に取る。そこには配信予定というメモが残されていた。
なんとなくでツイッターを開くと『ヒーロー無期限活動休止のお知らせ』という記事が。
伊波ライは、ろふまおは、もうにじさんじにいないんだと再確認する。
(……昨日の出来事は夢じゃなかった。)
「…ああ、夢であってほしかったな。」
◇◇◇◇
事務所に入ると、いつもの癖でろふまおのスタジオに入ってしまった。
(…なんも置いてない。)
いつもは電気椅子がおいてあって、たくさんのスタッフがいて、騒がしかったのに。
「…みんな。」
いつも4人で収録する場所も、今日は僕の声しか響かない。いつもの元気なメンバーの声は聞こえない。
(……大丈夫、きっと慣れる。いつか、…必ず。)
◇◇◇◇
帰り途中、ヒーロー達に偶然すれ違った。
🐝『…………んでや…、なんで、』
酷い顔で泣いているのは緋八マナだ。
周りにいる仲間も、悲しんでいたり、現実を受け止められない、と言った顔をしていた。
仲間が卒業するのは、心臓が張り裂けそうなくらい辛い。今なら、痛いほどわかる。
特に、いろんなグループがある中でヒーローは一番と言えるほど絆が深かったはずだ。
卒業は、関わりがなかろうと、誰であらろうと、悲しくなる。そういうものだ。
あまり注目すると失礼だ。そっと通りすがろうとすると緋八マナが口を開いた。
『なんで、ヴィランになんかなったん……。』
その声だけがハッキリ聞こえた。
(ヴィラン……、)
ヒーローで言うヴィランは敵側のことだ。
(じゃあ、あの文章って…、
…………嘘だ、嘘だ…、)
あの日届いたメッセージを思い返してみる。
『すみません、もし誰かに託すなら貴方に、と思ったんです。本当にごめんなさい。俺はもう手遅れだそうなので。
ヒーロー達のみんなに送ってもらいたい文章があるんです。もし俺がいなくなったらこの文章をみんなに送って貰ってもいいですか。』
(『俺はもう手遅れだそうなので。』って、そういう事……?)
今の緋八マナの発言を聞いた上で見ると、明らかに『ヴィラン側に堕ちた。』そうとしか考えられない。
(あの時点で、僕が分かってれば…!!)
……そしたらまだ、……いや、僕一人の証言じゃ理解して貰えないかもしれない。この文章だけだと、どうとでも捉えられる。
(…どちらにせよ、もう手遅れってことか。)
あはは、と自傷気味に笑った。