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カラスバside
ホンマにこの街は事件起こりすぎやろッ!!
俺の身にもなれやッ!!
ジプソ「カラスバ様、テオ様がお見えです。」
カラスバ「テオ?テオが来てるん?通せ!」
エレベーターから出てきたテオの顔はどこかおかしくて……、何や、何でこうも嫌な予感するん?
俺の近くまで来た瞬間。
テオ『今俺はサビ組のボス、カラスバの命を掴んだ。』
首筋にナイフ……?何で?
カラスバ「ちょ、待てや?お前さんがこないな事…。」
テオ『人質は黙れ、今回の件、お前らは無関係だ、もし人でも使うのならカラスバの命はないと思えッ!』
プツッと首筋にナイフを入れる。
カラスバ「…ッ!お前らァ!言うこと聞けや!!…俺やってこない年で死にとぉない、ここは誘拐犯のお望み通りするしかないんや……。 」
カラスバ「せやろ?誘拐犯さん?」
テオ『……着いてきてもらう。お前らは動くなよ、動いたらコイツ殺す。』
カラスバside
連れてこられたのはあの日テオが逃げ込んだ工場で……。
優しくまだ使えそうなベッドに下ろされ……。
肝心なテオは何も言わない。
カラスバ「こないなことまでするっちゅうことは……お前さんが手に負える奴ってことか?」
俺がそう言えば
テオはゆっくり笑う。
テオ『…そうだね、俺がやらなきゃいけない、だからお前達は外野にいて欲しい、この件に関して関わらないでほしい。』
カラスバ「俺らはそないまでッ……、テオの手助けも出来へんの?」
テオはゆっくり目を伏せこの話を聞かなかったかのように……。
カラスバ「俺らはッお前とッ!!」
テオ『最後の忠告だ、これ以上この件に関わるな。お前らじゃ邪魔になるだけ、俺が単独で動いた方が動きやすい……、勿論お前らに助けられたのは嬉しかったし…、信じてくれたのも嬉しかった……。でも今回は俺だけでやらせてくれ、もう何も無くしたくない。俺は俺で全部やる、だから、ね?俺が帰ってきたら……、ギュって抱き締めてよ…。』
カラスバside(何でなの?何で今ここにおるんのにッ、遠くに行きそうなの??嫌やッ
離したくないッ!!)
咄嗟に手を出しても彼はもう既に居なかった。
カラスバ「なんやの……、俺をこないとこまで連れて来といてッ…帰ってこぉへんなん…許さんで……ッ!!」
テオが何をしよるか何となく会話で分かった。
俺らを巻き込まない様に自分一人で組織を潰すんやろう……。
ホンマにずるい奴ッ!絶対諦めへんッ!!
カラスバ「ジプソ?俺や。緊急用の腕時計から連絡してるねん、今すぐ迎え来てテオを追うで。」
コメント
1件
うわあ…136話、読み終わりました。カラスバの「何で」っていう戸惑いと焦りがすごく伝わってきて、胸がギュッと締め付けられました。テオが一人で全部背負おうとしてるのが痛いほど分かるし、それに気づいてるカラスバの「絶対諦めへん」って気持ち、すごく好きです。2人の距離感が近くなったからこそ、このすれ違いが切ないですね…。続きが気になって仕方ないです!
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