テラーノベル
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赤 「 まだかよ … 、 もうとっくに 放課後だっての 、 」
まぁ 、 俺に怯えて来ないのか 、
俺が どう言うやつか知らずに 生意気 してんのか 。
なんでったって 、 殴る理由が 一つ増えた 。
どうやって 痛めつけようか 、
どこまでなら 耐えれるか 。
こればっかりが 楽しみで 仕方がない 。
( ガララッ
紫 「 ぅわ 、 埃っぽ 、 」
来て早々 、 遅れてことに対する 謝罪より 、
空き教室に対する文句 を 述べた 。
気に入らない 。
( ドガッ
無言で近づいて 、 一発蹴りを入れてみた 。
紫 「 … ぇ 、 ? 」
驚いて 、 唖然としている 。
だけど 全然 痛がってはいない 。
コイツは 、 どうなっているんだ 。
頭がおかしいのか 。
込み入った 事情が あるのか 。
どちらにせよ 、 俺に同情の 余地はない 。
軽く蹴った程度で 痛がられても 、
こちらとしては 面白くも 楽しくも ない 。
紫 「 … 何するんすか 、 」
赤 「 は ? ナメた口 効いてんじゃねぇよ 」
( どンッ
紫 「 い゛っ … ⁉︎ 」
赤 「 なぁ 、 今 どんな気持ち ? 笑 」
( バシッ
紫 「 っ 、 ふ … / 」
… おかしい 。 抵抗しない 。
最初は みんな 、 抵抗していたのに 。
よく考えたら 、 コイツはなぜ 殴られているのに 平然としている ?
受け身を取らない 。 されるがまま 。
コイツ 、 運動神経は良かったはずだ 。
逃げようと思えば 逃げられるだろう 。
赤 「 どんな 気持ちかって 聞いてんだよ ゛ ‼︎ 」
俺の怒り は ヒートアップ していくばかりで 、
そいつの 胸倉を 思いっきり 掴んだ 。
紫 「 っぅ゛ … ❤︎ 」
赤 「 … ⁉︎ 」
そいつは 、 蕩けた 顔を していた 。
もっと 殴れ 、 痛ぶれ と 言うように 、
俺の手を 握り 、 軽く力を 入れる 。
コイツは 、 普通じゃない 。
だが 、 面白い … ❤︎
コメント
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はーとはーといっぱいちょーだい!もちべーしょん!