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どうか…起き上がってまた、お父さんと呼んでくれ。









“お父さん”


「菊斗…?」


お父さんが…泣いてる……


「お父さん…なんで……」





あぁ…俺はそんな顔をするまでに…


菊斗を追い詰めていたんだな…


最低だ…


「お父さん…」


「お父さんも辛かったんだよね」


なんで……そんなに心配するんだよ。


お前は俺に殴られて、

生きるか死ぬかの瀬戸際だったってのに。




菊斗…ごめん。

俺は…最低な父親だ。


「お父さん…ずっと手を握ってくれてありがとう」


「話しかけてくれてありがとう!」


お前は何処まで良い子なんだ…


俺こそ…こんなダメダメでも


お父さんと呼んでくれてありがとう。








10年間のありがとう。 [完]

5文字のありがとう。

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