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90
ネコの退屈
⚠️分かりずらいかもしれません。
申し訳ございません。
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初めて、真選組に入った時に近藤さんが私に言ってくれた。
(「真夜ちゃん。君は俺たちの妹みたいなもんなんだ。」)
(「妹が泣いてりゃ、黙っていられる兄なんぞいねぇだろう?」)
私、嬉しかったの。
近藤さんはなんにも知らないのに、私が欲しい言葉を直ぐにくれたの。
いつか、離れちゃうかもしれない私を妹って言ってくれて、嬉しくて仕方がなかったの。
お願いだから見つからないでずっとここに江戸に、真選組ずっと一緒がいいって思ったの。
でも、それと同時に怖くなったの。
もし、ここにいるってわかってしまえば、みんな殺されちゃうと思ったの。
もし、私がみんなのこと大好きだって言えば、死んじゃうって思ったの。
もし、お兄ちゃんに帰ってきて大丈夫って言われたら、嫌だって思ったの。
もし、ロウレスに契約しようって言われたら、どうなるか分からなかったの。
(「だから、俺たちを信じてくれ!」)
私、その時、何も言えなかった。
信じられなかったから。
でも、今なら、信じれるよ。
信じられる気がするの。
立ち止まってなんか、いられない。
私は山崎さんを抱えなおして、今度は彼の負担にならない程度で走り出した。
また、仲間って妹って思ってくれるかな。
私、みんなに、大好きってここに居たいって言えるかな。
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