テラーノベル
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合同演習を終えたその夜。
IRIS防衛学園の男子寮にあるないちゃんの部屋では、
6人の賑やかな声が響いていた。
チーム「いれいす」の結成を祝して、
購買で買い込んだお菓子やジュースを広げたパーティーが開かれていた。
桃.彡「あ、まろ! 俺のポテチ勝手に食べないでよ!」
青.彡「うるさいわ! これは早い者勝ちや!」
いふくんが、ないちゃんのポテトチップスを奪い取って口に放り込む。
白.彡「あはは、相変わらずやね。…ほら、いむくんも遠慮しないで食べーや。今日は一番頑張ったんやから!」
初兎ちゃんが、僕にジュースのコップを差し出してくれた。
水.彡「あ、ありがとう、初兎ちゃん。…なんだか、まだ夢みたい。僕が、みんなとチームだなんて。」
赤.彡「何言ってんの、いむ。もう俺たちは『いれいす』でしょ?」
りうちゃんが、肩を組んで笑う。その隣で、アニキが豪快に笑いながら、僕の頭を撫でた。
黄.彡「おう! これからはこの6人で、学園のトップを目指すんや。なぁ、ほとけ!」
水.彡「うん、アニキ!」
気づけば僕は、心から笑っていた。
スパイとして送り込まれたこの場所で、こんなに温かい時間を過ごせるとは思ってもみなかった。
パーティーが盛り上がり、みんながカードゲームに熱中し始めた頃。
ふいに、視界が激しく歪んだ。
(……っ、あ……!)
脳の奥を直接針で刺されたような、鋭い激痛。
視界の端で、しばらく静かだったオレンジ色の光が、今までになく激しく点滅を始めた。
___『――警告。……通信復旧。……母国本部より緊急指令を受信』
故障しているはずのチップが、無理やり回路を繋ぎ直し、
僕の脳内に文字を刻み込んでいく。
『――指令:チーム「いれいす」のリーダー・ないこの端末から、学園の防衛システムデータを奪取せよ。
……期限:24時間以内。……失敗した場合は、チップの自爆シーケンスを起動する』
一気に血の気が引いた。 自爆。 それは、任務に失敗したスパイを「処理」するための、最終手段。
桃.彡「……いむ? どうしたの、顔真っ青だよ。」
ないちゃんが、カードを配る手を止めて心配そうに覗き込んできた。
水.彡「え……あ、あはは。ちょっと、ジュース飲みすぎちゃったみたい。…少し、トイレに行ってくるね。」
僕は震える足で立ち上がり、部屋を飛び出した。
短かったですかちょうどいいですか。
どっちにしろ頑張りました!!!!いつもみてくれてありがとねっ!!!!!
ちょいちょい…番外編とかほしいですかね…?
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