「おじゃまします。」一人暮らし初めてから悠馬くんの家来るの、何気に初めてだな。
「いらっしゃい。」綺麗に整頓されてる部屋だな。何時でも人が来て大丈夫って感じがする。
「母さんと父さんここ置いてもいい?」家空けてる間、離れるのが嫌で、連れてこさせてもらった。写真だけど、
「うん。いいよ〜。」
トン
ここ、悠馬くんの家だよ。ちょっとの間ここに居ようね。
「もう遅いし、寝よっか。」もうそんな時間なのか。
「うん。おやすみ。母さん、父さん。」
「部屋案内するね、こっち来て、」そんなに部屋あるのかな。
「ここ使って、」
「ここって、悠馬くんの部屋なんじゃ、」確証は無かった。でも、生活感の溢れた部屋だったから、
「うん。ベット使っていいよ。俺布団で寝るから。」でも、
「申し訳ないよ、それに、俺が布団で、いや、ソファーでもいい。」住まわせてもらう身なんだから、それぐらいしないと、
「いいって、あんまり寝れてないんじゃない?だから、しっかり身体、休めて、」
「うん。ありがとう。それじゃあお言葉に甘えます。」
「うん!それじゃあ、おやすみ。」
「おやすみ。」って言ったけど寝れない。寝たら、悠馬くんが居なくなってそうで、まだ怖い。悠馬くんは、まだ寝てないんだ。仕事してるのかな、
ガチャ
あっ戻ってきちゃった、
「あれ?まだ寝てなかったんだ。」
「うん。ちょっと怖くて、」また迷惑かけた、
「そっか、俺ここに居るから、安心して眠って。」
「うん。ありがとう。ごめんね、」
「いいよ、」トントンあ、優しい、懐かしいな、母さんにもこうやってトントンってしてもらったな、
「スゥスゥ」
「あ、寝た。可愛いな、寝顔。」今にも壊れてしまいそうな君が可愛かった。よし、俺も仕事一段落したし、寝るか。
「おやすみ。龍馬くん。」
朝だ、龍馬くんは、良かった居る。少し早く起きすぎたな。布団片付けて、朝ごはん用意するか、よいしょっと。夜何もなくて良かったな。
「うぅかあさ、ごめ、ツー」眠りながら、一筋の涙を流していた。あ、やっぱり無理してるのかな。ナデナデ
「大丈夫だからな。」よし、朝ごはん作ってくるか、ガチャ
「うぅん〜ふぁあ、さ。あれ?悠馬くんどこ行ったんだろ、」
トントン ジュー
「あ、リビングに居るのかな。」母さん、父さんにも挨拶したいし、行こっかな。
ガチャ
「おはよう。悠馬くん。」やっぱり、朝ごはん作ってくれてた。
「おはよう。龍馬くん。」
「ありがとう。朝ごはん。」
「いいよー早く起きちゃったし、」
「そっか、ありがとう。」
ストン
おはよう。母さん。父さん。今日も、しっかり生きてるよ!ニコ
「ご飯にしよ!龍馬くん!」
「うん!」
「今日から俺、仕事。だから。」今日から仕事復帰をする。何日も、休んじゃってたから、今日は朝から行こうと思っていた。
「わかった。昼どうする?」
「買って食べるから大丈夫。」
「わかった。無理しないでね。」
「うん!ニコ」
ストン
行ってくるね。父さん。母さん。
「それじゃ、行ってきます!」
「行ってらっしゃい!」
久しぶりに、この道通るな。曇り、雨降りそうだな。傘もってくればよかった。
「おはようございます!」
「お!龍馬!久しぶりだな!大丈夫か?体調は?」
「はい!おかげさまで、」
「おう!これからまた頑張ろうな!ガシガシ」
「ちょやめてくださいよ〜あはは笑」ここは、温もりがある。みんな優しくて、ずっと休んでいた俺を心良く、また、迎え入れてくれた。
「お疲れ様でした!」
「うん!おつかれ!明日から三連休だからな!楽しめよ〜!」
「はい!じゃっまた!」久しぶりに、1日働いて、疲れたな、雨、降らなかったな。でも曇り。嫌だな、
「ただいま〜」……あれ?居ないのかな。でも、もう夜だよ?待って?まさか、嫌だよ?
バタバタガチャッ
「悠馬くん!」あれ?居ない。どこ行った?もしかして、そんなことない!ブンブン
「おかえりなさい。龍馬くん!」
「あ、よか、った、いた、ペタン」よかった、いた、居なくなったかと思った、力抜けてしまい、その場に座り込んでしまった。
「龍馬くん?大丈夫?」
「居なくなったかと、思って、」
「ごめんね、お風呂沸かしてて、」
「俺もごめん。先走っちゃって、」
「いいよ、俺も居たし、龍馬くんも、ちゃんと帰ってきた。」
「うん。本当に良かった。」一瞬でも、居なくなったと思ってしまった。
「ほら、ご飯。食べよ?」
「あっ、ちょっと待って、」
ストン
母さん、父さん。ただいま。
「よし!それじゃ食べよ!」
「「いただきます!」」
続く
今回も最後まで見ていただき、ありがとうございます。season2も、そろそろ終盤です!
次回も是非見てください!