テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
仁人side
メンバーと解散してから、
俺はそのまま勇人の誘いに二つ返事で答え、
勇人の家に行くことにした。
勇人に言われた通り、
ちょっと飲みすぎたかもなあ、、外の風にあたって少しづつ酔いは冷めてきたものの、まだ 頭はふわふわする。
勇人の家につき入ると、
いつもの勇人の家の匂いに包まれる感覚がなんだか 落ち着く。
勇:テキトーに座っといて。ちょっと待ってな。
そう言われリビングのソファに腰掛け待っていると、 勇人が台所から水を持ってきてくれた。
仁:ん、ありがと、、
勇:おう。
風呂沸かしたから、
それ飲んで落ち着いたら風呂な。
ーーあ、心配だから俺も一緒に入るから。
仁:や。一人で入る。
勇:即答かよ。
さっきまでの甘えん坊仁人はどこいったんだよ〜
仁:あーあーあー、風呂入ってきまーす
俺は恥ずかしすぎてさっきまでの自分を殺したいと思いながら風呂場に向かった。
佐野side
くそー、、今日の仁人なら風呂一緒に入ってくれそうな気したんだけどなー、、
そんなことを考えながら仁人用の着替えを脱衣所に用意し、寝室で布団の準備をしていた。
流石に酔いも完全に冷めてるだろうし、
一緒にベッドで寝るかーなんて言ったら蹴りの1発でも喰らいそうだ。
今日は甘えん坊な仁人が見れただけでもいいかー、、、
と考えていたら仁人が風呂から上がってきた。
仁:風呂、さんきゅ
勇:おう。俺も入るわー。
あ、布団とか用意してあるから。
風呂上がりのこいつは、
ツヤツヤな髪に白い肌 、
血色感のあるぷっくりした唇、少し火照った頬。
全部が艶っぽくてドキッとする。
仁:はやと?
勇:ん?あ、わり。風呂いくわ。
無意識にじっと見つめてしまっていたようで、
それを誤魔化すように俺はその場を離れた。
風呂から上がり、
寝る支度も整え寝室に入ると、
仁人は布団にくるまり既に寝ているようだった。
布団敷いておいたと言ったのに、
堂々とベッドで寝てるところはいつも通りで、
俺もベッドで寝てしまおうかとも考えたが、
大人しく仁人用に用意した布団で寝ることにした。
ふと背中に気配を感じ目が覚めた。
見ると、さっきまでベッドでくるまっていた仁人が何故か俺の隣で寝ている。
しかも俺にくっついて。
え?ベッドから落ちた?
いやいや、さすがにそんな訳w
不思議に感じながらも、
仁人を起こさないように布団に残し、
俺は空いたベッドに移動し寝ることにした。
またしても背中に気配を感じとり
目を覚ますと、また俺の隣でくっついて寝ている仁人。
ここまで来ると寝ぼけてる訳ではなさそう。
勇:じんと
仁:、、、、ん、、、
勇:どした。やっぱ今日は甘えん坊仁人か?
仁:、、、まだ、酔ってるのかも。
んな訳w
、、とは言えるはずもなく、
そっか とだけ返し、
仁人の方へ体を向け優しく抱きしめた。
しばらくすると安心したのか寝息が聞こえてきた。
可愛い寝息を立てて寝ている仁人の額に俺はそっとキスを落とした。
いつもはビターなブラックコーヒーのような君。
時々みせるキャラメルラテのような甘い君は、
俺だけが知ってる味でいい。
end.
最後まで読んでいただき大感謝です!
布団とベッドを行き来した吉田さんの話は佐野さんがとある番組で話していたのを思い出して入れ込んでみました、、!
ちょっとgdgdだったのと、
ん?さのじん、、?って感じになってしまったかも、、、?
実は吉田さんはこの時まだ起きてて、
こういう時しか甘えられないからとか考えてたら突然佐野さんに おでこにキスされて、 恥ずかしさで全然寝れなくて次の日ちょっと寝不足気味だったら可愛いなと思いました()
今度はパラレルにも挑戦してみたいです(*•̀ㅂ•́)و✧
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!