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横浜の夜は、いつからこんなに静かだっただろう。
封鎖されたはずの大劇場に、明かりが灯る。
割れたステンドグラス越しに零れる光は、まるで開演を告げる合図のようだった。
客席は空だ。
だが、舞台は整っている。
最上段の席に、ひとり男が座っていた。
手袋に覆われた細い指が、空中をなぞる。
「――さあ。今夜の配役は」
最初に異変を感じたのは、駅前の交差点だった。
信号は赤。
人々は立ち止まり、青を待つ。
その中で、一人の男だけが一歩前に出た。
「あ――」
誰かが声を上げた時には、もう遅い。
男は、まるで“そうすることが決まっていた”かのように、横断歩道へ踏み出した。
ブレーキ音。
怒号。
間一髪で、男は車に轢かれずに済んだ。
「何やってるんだ!」
運転手が叫ぶ。
だが男は、呆然としたまま、こう呟いた。
「……今、渡る役だと思った」
周囲は笑った。
冗談だと思った。
男自身も、そう思おうとした。
だが胸の奥に、説明のつかない違和感が残った。
同じ夜、港近くの倉庫街。
裏社会の揉め事は、ここでは日常だ。
銃声が一発、二発。
撃たれるはずだった男が、なぜか動かなかった。
引き金にかけた指が、止まっている。
「撃て!」
仲間の声。
だが指は、動かない。
「……待て」
口から出た言葉に、本人が一番驚いた。
「今じゃない。今撃つと、場面が壊れる」
「は?」
次の瞬間、別の方向から銃声が響き、
形勢は一気に逆転した。
誰かが、誰かの“立ち位置”を、
ほんの少しだけずらした。
翌日。
武装探偵社に、いくつかの報告が集まっていた。
国木田くん「共通点がある」
国木田くん「被害者全員、事件直前にある劇場を訪れている事がわかった。」
敦くん「劇場?」
「グラン・ギニョル座。文化財になっているから観光ついでに見にいったんだろう」
敦くん「あやしいですね」
乱歩さん「...」
__ポートマフィア
森さん「最近、街で不可解な行動をする人が増えているね。組織内でも起こり困っている。操作系の能力者だ。」
中也「噂によるとグラン・ギニョル座という劇場が怪しいそうです」
中也「調査しにいかせましょうか?」
森さん「いや、少し様子を見よう。操作系の能力は厄介だからね」
中也「はい」
__グランギニョル座
ベネト「自ら、アジトを晒すような真似して良かったんですか?」
ベネト「武装探偵社は厄介な組織ですよ」
指揮者「あぁ承知のうちだよ、そもそも、私の能力は観客にしか使えないからね」
フィルム「でもっ、俺らの能力を使えばよかったじゃないすか!」
指揮者「いや、君たちの出番はまだ先だ」
フィルム「...」
指揮者「そんな顔をするな、フィルム。ヒーロは遅れてくるものだろう」
フィルム「!!!。確かに!そうっすねっ」
ルシア「ふふっ相変わらず、フィルムはチョロいわね。ねぇセレナ」
セレナ「そうですね。フィルムはもうちょっと、疑う心を持ったほうがいいかと。」
フィルム「うるせぇ!ボスが言う事は全て正しいんだよ!」
フィルム「ねぇボス!」
指揮者「......まぁね」
フィルム「なんすか!今の間は!!!!」
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名前 ベネト
年齢 21歳
性別 男
異能力 ステージ
劇場、そのものを操ることができる。トラップを作ったり、照明を落としたりして、戦闘のサポートをする。
また、壊した照明、壁も直すことができる。しかし、この劇場しか操ることはできないため、比較的、劇場外での戦闘は
向いていない。
性格 静かで冷静。周りをよく見て、行動することができるので仲間が危ないときでも戦いながらサポートすることができる。
そのため、ボスからの信頼が強く、組織の中でボスの次に偉い立場にいる。
見た目↓
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名前 フィルム
年齢 19歳
性別 男
異能力 リール
幻覚を作って、戦場や心理戦を駆使する。自分の分身を作って、敵を惑わせたり、敵のトラウマを見せることができる。
意思の強い人には効かないときもあるので、それなりに戦闘できるように訓練している。
性格 自由奔放。犬のように忠誠心が高い。一度ついていくと決めた人には、死ぬまで従う。
普段はおちゃらけているように見えるが、任務になると比較的静かになる。ボスからは、忠誠心は人一倍あるので、信頼は
強いがぬけているところがあるのでちょっと心配だそう。
見た目↓
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名前 ルシア
年齢 20歳
性別 女
能力 スポットライト
感情を操作する。相手が本当に思っていないことは操作できない。怖いと思う気持ちを増やしたり、
戦う気力をなくしたりできる。
殺意などを読み取ることができるので、不意打ちの攻撃が効かない。戦闘向けではないが、
相手の戦力を大幅に下げることができる。
性格 繊細で観察力が強く相手の心理を読むのが得意。また、情報を掴むのも得意なので、あらかじめ、
敵の弱みやトラウマを探っておいて、フィルムに伝えている。ボスからは、気遣いのできる子だと思われている。
フィルムへの扱いは雑。(自由奔放なところが羨ましいから)
見た目↓
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名前 セレナ
年齢 17歳
性別 女
能力 アリア
歌声で相手を鼓舞し、強くさせる。また、敵に聞かせると毒のような効果が現れる。足がもたついたり、鼻血が出る。
性格 穏やかで優しい。読書が好きで、いつか、本の中のようなヒロインに慣れたらと夢を見ている。
見た目↓