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目黒家の日常

4 - モーニングルーティン②

♥

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2023年01月19日

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辰哉side

辰哉「ん…」



なんで康二たちの部屋にいるんだ?


あ〜昨日の夜なんか寂しいとかなんとかで呼ばれたんだわ。


あのうるうる目でお願いされたら行くしかないっしょ。


てか今何時なんだ?


辰哉「…6時?!」


ヤバ!朝練あんのに遅刻すんじゃん!!


ん…?なんか上重くね?


辰哉「…うわ、マジか。」


俺が仰向けになって寝てる上に大介と康二が乗っかって寝てて、俺は身動きが取れない状態。


とりあえず母さん呼ぶか。


辰哉「かあさーん!!!」


どこから声出てんのか分かんないから驚いてるのか返事がない。


まあ続けるか。


辰哉「ちょっ、助けて!」

亮平「え、ちょ、どこにいるの?!」

辰哉「4かーい!!!」


そしたらすぐに、


亮平「辰哉?…って何これ笑」

辰哉「こいつらどかしてくんね?マジで身動き取れねぇ」

亮平「ふははっ!なんだ、そういうことね。」


パシャッ📷


来てくれたのはありがたいが写真を撮ってくれなんて頼んでねぇ!


辰哉「ちょ、写真撮って欲しいとか頼んでないんだけど。」

亮平「ごめんごめん。可愛くてつい。」


それから母さんも頑張って2人を起こそうとしたが無理だった。


それからさ、たーくんってよぶなよ。もう18だぞ。新成人だぞ。恥ずいんだって。


そしてちょうどいいタイミングで父さんが起きてきた。


辰哉「父さん!この2人俺の上からどかしてくれない?それから朝練遅刻のピンチだから車で送ってって!!」

蓮「え〜まじぃ?分かった。送ってってやるよ。」

辰哉「お〜マジ?!父さん神!」

蓮「はいはい。んで?この2人をどけろと。」

亮平「お願い。」


そう言うなり母さんは下に降りていった。


蓮「よいしょ…っと。」

大介「んぁ〜…パパ?」

蓮「大介おはよう。たーくん困ってるから頑張って起きような。」

辰哉「ちょ、父さんまで…」

大介「パパおはよぉ…たーくん!おはよーピーマン!!!」

辰哉「おーおー鼓膜破れるわ。」


朝から騒がしいわ。さっきまで寝てたよな?


蓮「ふははっ元気だな〜大介。」

康二「んぅ…大ちゃん…」

大介「康二!たーくんおっき出来ないからおっきしよ!」

康二「こーちゃん、おっき…」


バタンッ


蓮「お〜あぶねぇ。大丈夫か?…あ、寝てるわ。」


康二は立ち上がったものの眠気でふらついてしまったらしく、少し大きめの音を出して床に倒れ込みそのまま、また寝てしまった。


辰哉「父さんサンキュ!」


やべぇ…時間がねぇ!!!


てか翔太は起きてんのか?


3階に降りて翔太の部屋を除くと、


辰哉「おいおい、ぐっすりじゃねぇか!!」

翔太「ふわぁ〜…りょーた、?」

辰哉「涼太大好きだな。」

翔太「りょーたがいない?!」

辰哉「…」

翔太「…」


あ、目合った。


翔太「…てか待って今何時だ?…6:30?!」

辰哉「おい無視かよ。」


そういうなり俺の横をするりと抜けていった翔太。


さて、俺も準備しますか。

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