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※今私の中で小林×速水の波がきてます←
私の中では王道かぷ
でも片想い話がめちゃくちゃ書いて楽しいんだよな←
短いしただ書きたいところを書くだけ。
意味無しオチ無し。
【ただ、その笑った顔を向けて欲しかった。】
速水泰輝という人間が俺に向けるのは尊敬、憧憬…そして畏怖を織り交ぜた笑顔。
だいたいの人間が俺に向ける顔なんて、
一部の兄貴分らを除けば同じだ。
舎弟のほとんどは憧れに偏った馬鹿か、
めちゃくちゃ恐れてくる馬鹿。
姐さんみたいに俺のこと優しいって言う奴はレアなんだ。
んで、速水はというと…
アレだけめちゃくちゃヤキいれてんのにビビりながらも俺の後をついてくる。
意外と根性があってそこは驚いた。
なーんか華太とちょっと似てるが、
華太の場合は俺と会うと前後の記憶が飛ぶらしいからまた違うかもしれない。
ちなみにそんなこと言ってきた華太はちょっと鉋で削っておいた。
アレ?なんの話だ?
あ、そうだ速水の話だな。
速水も仲良さげな兄貴分、同期や後輩が出来た頃から…
俺には絶対に向けない顔があるのを知った。
恐怖とか、畏れが混ざらない。
無防備な笑顔。
安心しきったような、
力が良い感じに抜けたような…そんな表情。
俺に見つめられた奴はみーんな引き攣った笑顔とか固い表情が多い。
笑えってふざけたつもりで言えばなんか顔を攣った奴もいたっけ。
足が攣るのはわかるが顔ってどうやったら攣るんだ⁇
『あははッ 何それーっ』
…また笑ってる。
なんか飯豊とか宇佐美らと馬鹿話して阿保みたいに笑って…
俺はそんな速水を遠くから眺めて観察する。
思いっきり笑うときは大きな吊り目がぎゅっと閉じて睫毛の長さがわかる。
口は…大きく開けるタイプ。
それが恥ずかしいのか隠したいのか、癖なのか手の甲を口元に運んでる。
なんか…イラッとする。
こうゆう時はどうするか?
事務作業を暇そうな華太に押し付けて庭で日向ぼっこして昼寝に限る。
『あはは くすぐったいよぉ』
……俺の昼寝タイムを邪魔した咎人がいるらしい。
しかもよーく知ってる声についニンマリとして起き上がる。
茂みから音を立てずに出れば縁側には見慣れた桜色が。
……あと茶色いの。
『ラッキー、ダメだってっ 舐めないでぇ〜』
おやっさんのラッキーの面倒見てるのか、
速水がラッキーを抱っこしつつ何故か頬や顎を舐められまくっていた。
いや、そんなのどうでもいい。
問題は速水の顔だ。
あいつらと一緒にいる時よりも、
へにゃっと、
ちいさくてふわふわしてる無防備な笑顔。
いつもの笑顔が向日葵なら…
…なんか、タンポポ?って感じ
飯豊たちにもしたことないだろそれ。
『速水ぃ、』
『え、あ、うわッ⁉︎小林の兄貴どこから⁉︎』
……チっ。
笑顔が消えちまった。
end