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イプシロンの日記。

ホコリの被った日記を開くとそこにはほかと同じ、二日前の日記しか無かった。でも違うところが一つ。

詩が書いていない。

十月十五日 明後日、あ、明後日やるんだ。はははそしたら私はまた、、

十月十六日 明日だ、、、ねえ今見てる君。サーレさん。そこから右に行った本棚の上から3番目右から2番目の本を押せ、そしたら×××××××××××××

冷や汗が出た。

「えっ?な、なんで?なんで私の名前を、、、?しかもこれ、、」

イプシロンは私のことを知っている。そしてここに来ることも。なんで?どうやって?一体イプシロンってなんなの?何者なの?おかしくなりそう。全て見通されている、まるでこの世に居ない、異世界に飛ばされているような、そんな感じがした。


濃い色の本棚、上から3番目、その右から2番目そこの緑色をした分厚い本を押すと、、、

ガガガッッッゴゴゴゴ、、

「扉が、本棚が動いた、、」

本やドラマでしか見てこなかったあの光景が今、目の前で起きている。本当に何なんだろう。家なのだろうかこれは。

扉の奥はトンネルみたいな感じになっていた。とても寒くて、明かりはロウソクが付いてる、、えっついてる?おかしいけど、、なんか慣れてきてしまった。どうせ蝋が減らないようになってるんだろう

ずっと真っ直ぐ進んでいると別の扉が、そこを開けるとそこは、、

アベルの部屋だった。

壁一面に空の壁紙、おもちゃ、勉強道具諸々。机の上に日記は、、、無い。アベルは日記を書いていなかったのだろうか。入水自殺をしたアベル。イプシロンの部屋と繋がっていたからには何かあるのだろうか。


あとがき

こんにちは!!!!!!!水無月です。調子乗って2日連続で書こうとしたら展開考えるの足りなかったです!なので内容短いかもしれませんがご勘弁を、次から気をつけます。さあさあこのシリーズあと3話程で終わる予定でいますが長くなるかも知れません。ここまで見てくれた人がいるかどうか分かりませんが次もお楽しみに

では

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