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…暗い、暗い中で目が覚める。
一体僕は何をしていたっけ。
まるで水中の様に、視界が悪い。
…なんだろう。前にもこんな事、あったような。無かったような。
辺りをふと見ると、一筋の光が見えた。
こんな僕でも、触れてみたいと思える程の眩しい光。
…そっと、そっと手を延ばす。
『……』
…ごぽり。
ごぽごぽごぽ…
あと、あと少し…
『ーーッ!?』
ガシャンッ!!!
『痛っ……!?』
「き、キャー!?」
『……?!』
「…だ…誰……!?」
ーーこれは、喰種な僕がコロシアイに参加した、奇妙な話。
一体…これから僕はどうなってしまうのだろうか。
ーーーー
「私の名前は赤松楓。よろしくね!」
目の前の女の子が話す。
彼女の名前は赤松楓と言う様だ。
…そして、この世界には「才能」を持つ人間がいる。
僕は一応『超高校級の探偵』だが、彼女は『超高校級のピアニスト』らしい。
『えっと…僕の名前は最原終一だよ。
…一応、超高校級の探偵って事になってる。』
と、取り敢えず自己紹介はした。
『最原終一』は叔父さんが付けてくれた名前だ。
喰種な僕にも、こうして尽くしてくれた。
本当に感謝しかない。
「えっと……所でここは何処なんだろう…。」
『さぁ……。』
僕達が居る場所……
僕が目覚めた場所は、よくある学校の教室にあるロッカーだった。
一筋の光はロッカーから漏れた光だったのだろうか。
……。なんだろう。期待して損した気がする。
そしてここは不思議な学園のような場所であった。
窓には有刺鉄線が張り巡らされていて、とても出れそうにない。
辺りには草が生えている。
とても異様な光景だ。
「……ねぇ、最原くん。そろそろ外…出てみる?」
30分が経っただろうか。それくらいの時、彼女は僕に問いかけてきた。
『……そうだね。状況把握は大切…だと思う。』
そうして、そっと教室のような場所から出てみる。
「ヘルイェー!!」
……なんかいた。
「キャアアアアア!!!」
彼女……いや、赤松さんはコレが恐ろしくて堪らないみたいだ。
僕にとってはなんとでも無いが。
『あ、赤松さん!!こっち!!』
さっさと機械から離れ、赤松さんを誘導する。
「あ、ありがとう最原くん……!」
そうして僕たち2人走り辿り着いた先には……
【体育館】
……体育館が、あった。
ハイ!これでおしまいです〜。
ありがとうございました!
次は
紅鮭時空?本編時空?どちらがいいですか?
多数決で決めます。コメントへどうぞ!
⬇【東京喰種用語】
喰種・人間とは違う生き物。食料は人間で、食物連鎖の頂点に存在する。
基本人は喰種に傷は簡単に付けられない。(というか捕食される)
赫子・喰種の体から出てくる。喰種には極端にRC細胞というものが多い。
赫子は、喰種の体内にあるRC細胞が皮膚を突き破り出てきた物。
羽赫、鱗赫、尾赫、甲赫の4種類が有る。
そして、【クインケ】を持った、【ハト】と呼ばれる人間は、喰種を倒す事や傷を与える事が出来る。
だから、モノキッド等にも反応が薄いこの作品の最原ちゃんは本家みたいに「人間じゃなかった」という訳です。
これから専門用語的なのは何個か出てきます……。
すみません……🙏💦
……あと、この作品内でハトの設定、入れます?
ガバガバでもゆるいのが見たいならハトの存在は抹消した方が分かりやすいかもです。(これも多数決で決めます!!)
コメント
6件
宜しければ、紅鮭時空か本編時空か…や、ハトはアリかナシかなどのコメントよろしくお願いします!!🙏