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現パロ学パロ謎時空
たしかに俺は前世で沢山人を殺めたし、喰ってきた。でも、流石にこれは酷くないか?
「あ・か・ざ・ど・のっ♡」
何でまたコイツがいるんだよ!鬱陶しい…。でもまだ今世ではセコム(狛治)がいるから安心だ。
「おのれ万世…今日こそはお前を殺してやる!」
…安心か?狛治はやりかねない。そして童磨も童磨でやり返しかねない。もう怖い。
「取り敢えず狛治殿は恋雪ちゃんと一緒に登校するとして、猗窩座殿は俺と一緒にいこっか♡ね?♡」
「はァ…。わかった。行ってやる。ただし、今日発売の限定スイーツを俺と狛治と恋雪さんの分買ってこい」
「了解です、センパイ♡」
しかもまたこいつは俺より歳下。1個だけだが。なのにまた、俺を越す。身長やら順位やら。本当に腹が立つ。なんで俺に執着するんだ。
「猗窩座殿、眉間にシワ寄せすぎ!笑」
そう言って童磨は俺に顔を近づけた。弍の数字はもうない。だが、吸い寄せられる天性の瞳は、まだ残っている。じっと見てしまう。惹き付けられてしまう。無駄に長い睫毛や、白い肌。整った顔を見ていると、顔が熱くなる。きっと腹が立つのだろう。
「黙れ、さっさと行くぞ」
「はぁい!」
恋心なんてただの戯言。昔信者の色恋沙汰などを聞いていても、共感などできなかった。
生まれ変わって、また猗窩座殿と再会できて、俺は純粋に嬉しかった!また沢山お話がしたいなあ。
でもやっぱり猗窩座殿は変わらなかった。俺を避けてばっかり。生まれ変わっても俺のことが嫌いだなんて、凄いや。…手に入れられないものを追いかけるのが、俺は好き。だからこうしていつも猗窩座殿にまとわりつく。前みたいにやりすぎた暴力は奮ってこない、ちょっと嫌がるぐらい。顔に刺青が無くなり、可愛い顔が見えやすくなった。睫毛なっっが…。可愛い…。
「俺は猗窩座殿を心から愛しているんだぜ!」
きっと、冗談じゃない。本心。猗窩座殿が教えてくれたんだよ?でも、猗窩座殿は困ったような顔をする。
「嘘吐け。…おまえは全然変わっていないな。」
なにかが打ち砕かれたような表情をしている。そんなに俺の告白が気味悪かった?まあいい、グイグイ行ってやるから♪
続き♡50