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「食え。」
 ダーリンはしょぼしょぼベアーのカムイ
ちゃんの前にクソデカギガモリパンケーキを
置いた。
 カムイちゃんは食らった。
 カムイちゃんは純然たる暴、どこまでもどこまでも強き生命だった。
 例え心がボッキボキに折れてても
腹が減ったら喰う。
 それがカムイちゃんなのだ。
 カムイちゃんはダーリンのパンケーキを
完食した。
 「おかわりィ!!!!!!」
 吠えるようにカムイちゃんは言った。
 ダーリンは新たなパンケーキを置いて言った。
 「食え!!!!」
 カムイちゃんは食らった、食らった、食らって食らって時々トイレに言ってまた食らった。
 「おかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりィィィィ!!!!!!!!!!」
「食え食え食え食え食え食え食えぇぇぇ!!!!!」
 まるでワンコ蕎麦ならぬワンコパンケーキである。JKに流行りそうである。
 「おーかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりィィィィ!!!!!!」
「食ゥえ食え食え食え食え食え食え食え食え食え食え食え食え食え食え食え食え食え食え食え食え食え食え……..食えィ!!!!!!」
 パンケーキの皿からヒバナが散る程の
パンケーキラッシュ。カムイちゃんは
泣きべそをかきながらひたすらひたすら
食った。
 「ごちそうさまでしたぁぁぁあ!!!!!」
「オラ歯ァ磨いて寝ろやァァァア!!!!!」
 これが、二匹の獣の愛の形であった。
 「ムニャムニャ…..,あいつらぜってー
ゆるさねぇ……。」
 すぴすぴと鼻提灯とおなかと背中を出しながら眠るカムイちゃん。
 ダーリンはそんなカムイちゃんに布団を
被せ、頬にキスをし。
 夥しいほど積み重なった食器に洗いに
台所へと向かった。
 次回はお待ちかね。ウルトラボスラッシュである。